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2016年5月23日

センタロン機構

本日は、なぜか暇。
ごみというか、ジャンク品を整理していると、少し前に取り外したディレーラーが出てきました。
TIAGRAというグレードのディレーラーで、ロードバイクでは比較的入門機、クロスバイクでは割と上級モデルに付いています。(型番はRD-4601で現時点でひとつ前のモデルです。)

これから、プーリーを取り外してみました。



プーリは、ガイドプーリーとテンションプーリーと呼ばれており、上(スプロケット(後輪のギア)に近いほう)がガイドプーリーで、下がテンションプーリーとなります。

ガイドプーリーは変速時に変速対象のギアにチェーンを送り込む役割を持っており、テンションプーリーは、変速によってギアの大きさが変わることによるチェーンのたるみを調整する役割を持っています。(このように役割を理解すると、どちらがガイドプーリーなのかどちらがテンションプーリーなのか忘れませんよね。)

上の写真をよく見ると、ガイドプーリーに「CENTAERON G-PULLEY」と書いてありますよね。
(見やすいように、白く着色しましたが、コレ、もうちょっと綺麗にやると意外とかっこいいんじゃないでしょうか?)



このプーリーですが、左右を抑えていても、左右に(ほんの数ミリですが)動きます。ガタついているようにも感じますが、これがシマノの特許であるセンタロン機構と言います。

変速時に、微妙に左右にプーリーが動いて、変速を滑らかにすると言われています。シマノのプーリーは下手に変えるよりも純正が良いと言われる理由はコレです。

また、テンションプーリーには、回転方向が書いてあります。歯が刀のような形になって、チェーンにはまりやすくなっていて、回転方向が決まっているのです。(尚、他社製のプーリーやシマノのグレードの低いものでは、テンションプーリとガイドプーリが同じものもありますし、回転方向がどっちでもいいものもあります。)



分かりやすいように、歯の側面を白く塗ってみました。刀のように角度がつけられているのが判ると思います。
このプーリーをさらに開けてみると金属製のスペーサーのようなものが入っているだけなんですが、割とよく回ります。
上位グレードになるとロス低減や高耐久の目的でベアリングが入っており、さらにスムーズな回転となります。(クランクの1回転で、何回転もするプーリーであるため、プーリーを高級なものに交換することが良く行われます。)

なんでこんなブログをアップするのかというと、
とある記事でセンタロン機構は(最上級グレードの)デュラエースにしか使われていないようなことが書いてあるのを見たことがあったのですが、デュラだけじゃないじゃん!と、ちょっとうれしかったのでアップしちゃったんです。(私自身も、デュラなんて使わないんでね。。。)

まあ、今日は暇なので、ちょっとこんなことを書いてみました。