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2016年8月8日

GT AVALANCE

GT AVALANCE
アバランチェと読むらしいです。


今回は、油圧ディスクブレーキのピストンリセット。

ここ最近発売されるロードバイクは半分ぐらいがディスクブレーキとなってきています。
もしかすると一時の流行に過ぎないのかもしれないとは思っているのですが。。。
これからディスクブレーキの時代となるのでしょうか?
(MTBにおいては、ディスクブレーキはすでに本流となっています。)

さて、ディスクブレーキは油圧式とワイヤー式があって、油圧式が本格的なディスクブレーキとなっています。
リムよりも小さなディスクを押さえるディスクブレーキでは強い力が必要で、ディスクブレーキなら油圧式だろ?ってことらしいです。
理論的には、ワイヤー式だって、力を大きくすることは可能だと思うんですけどね。


ということで、今回は当店ではあまりやらない油圧式ディスクブレーキのメンテナンスなんですが、ピストンリセットってなんでしょう?

油圧式のブレーキは、ブレーキレバーから伝えられた力が、ブレーキキャリパー内のピストンを押して、ブレーキパッドがディスクをつかむという仕組みです。
このピストンの位置は常に押し出された位置から一定量戻る性質を持っており、ディスクやパッドが擦り減ってきても、減った分ピストンの位置が再設定されていくという仕組みをもっています。(わかるかな~?)
つまり、ディスクブレーキのディスクやブレーキパッドは使うにつれて少しづつ削れて薄くなっていきますが、これに対応して、ピストンの位置も少しずつディスク側にずれてくるのです。

このため、ディスクブレードや、ブレーキパッドを交換して新品にしようとする時にはピストンを押し戻してやる必要があるということです。
これが、ピストンリセットです。(わかったでしょうか?)


では、ディスクが無いとどうなるのか?
例えば、ホイールが外れている時などに、ブレーキレバーを握ると。。。。
ピストンが最大まで飛び出して、ブレーキパッドがディスクに当たって、最悪ホイールがハマらないなんてことになります。
通常油圧ブレーキの自転車で、ホイールを外した時には、通常スペーサーが付いていて、コレをはめておくことになります。




キャリパーを外して、ドライバーなどでピストンを押し戻しますが。。。。。

戻らない。。。。。

ピストンが固着?
想定されるもう一つの原因は。。。オイルの入れ過ぎか?
リザーバタンクから、オイルを少し抜く必要があるかも。。。


ハンドルを固定して。。。


リザーバータンクの周りをキッチンペーパーで巻いて、タイラップで固定。
リザーバータンクのネジを少し緩めます。

この状態で、もう一度、ピストンを押し戻すとすんなり戻りました。
リザーバータンクからは少しオイルがにじみ出ています。
このまま、リザーバータンクのネジを戻して、オイルが垂れないように慎重にキッチンペーパーを取り去ります。
オイルは塗装を傷めますので、パーツクリーナー等でよく拭いておきます。

なんでこういう状態になったのでしょうか?なんでだろう?

お客さんにもう少し聞いてみてこうなった原因を突き止める必要がありそうです。