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2017年1月5日

ペダルのオーバーホール

新年あけましておめでとうございます。
今日は北風吹いてお客様少なめ。。。

で、今日は、↓これです。ペダル。
片側折れちゃって交換したペダルのかたわれ。(つまりごみ)

これを使って、ペダルのオーバーホールをやってみましょう。
このペダルは、基本的に使い捨てのペダルですが、構造を知る上では良い材料です。

このべダルどんな感じかと言いますと。。。

このペダル特にダメというわけではないですが、あまり回転しません。
(before/afterを見たい方は、最後の方の動画を見てください。)

ペダルのフタを外します。

ペダルのベアリングにアクセスするためにペダルのフタを外します。
このタイプの場合、目打ちのようなもので”こじ開ける”しかありません。
(使い捨てが前提のペダルなので、開けることは特に考えられてません。)
開けると、6角のロックナットが見えてきます。

ロックナットを外します。

ペダルの根元をレンチで押さえながら、ロックナットを外します。

まわり止めを外します。

ワッシャーのようなものが入っています。
奥まって出てこないので、ピンセット等で取り外します。

玉押しを外します。

まわり止めを外すと、ロックナットと同様に6角のナットのようなものが見えますので、
これも外します。
このネジは、通称玉押しと言います。ベアリングを押さえている回転の要です。
玉押しを外すと軸が外れますので、抜け落ちないように、反対側のペダルの軸を押さえながら、玉押しを外します。
↑は玉押しを外したところ、奥にベアリングが見えますね。
こげ茶色にグリスが劣化してます。

ベアリングの数を数えます。

非常に大切なことですが、ベアリングの数を数えておくこと。
(最初からベアリングが足りないケースもあったりしますので、必ずしも正しいわけではありませんが、詳細な仕様が解らないようなパーツでは、数少ない情報です。)

ペダルの軸を抜きます。

軸を抜くと、反対側にもベアリングが入っています。
ベアリングがバラバラと落ちたりしますので、トレーのようなものの上でそおっと抜きます。
ベアリングの数は同じと思いますが、念のため数を数えます。
念には念を入れると、取り出した左右のベアリングはどちらか分かるようにしておきます。
(ペダルでは無いと思うのですが、後輪ハブなどのベアリングは左右の大きさや数が異なる場合があります。)

玉受けを清掃します。

ベアリングが入っていた部分をパーツクリーナーを使って綺麗にします。
取り出したベアリングも同じく綺麗にします。

玉受けに傷が入ったりしていないか確認します。

このレベルのペダルに傷が入っていても仕方がないと特に何もしませんが。。。
一応見ます。(笑)

グリスを充填します。

玉受け部分に、グリスを盛ります。

ベアリングを入れます。

軸を入れる側から、ベアリングを入れます。
ベアリングを入れるというよりも、ひとつづず置いていく感じです。
写真のピンセットは、ビーズ用のピンセットで、ベアリングをつかむのに便利です。


ペダル軸を入れます。

ペダル軸の玉押し部分にグリースを塗って、ベアリングが落ちないようにそおっと入れます。

反対側にもベアリングを入れます。

入れたペダル軸を手で押さえながら、反対側にもベアリングを入れます。

ペダル軸と同様、玉押しのベアリングに当たる部分にグリスを塗って、玉押しをはめます。
玉押しのあと回り止め、ロックナットを止めてフタをすれば完了です。

玉押しを締めすぎると、回転が渋くなり、締め付けが弱いと、ガタが出ます。
フタをする前に回転とガタ付きを確認してください。
ここは、何とも伝えられませんので、何度がやってみてください。

オーバーホール後の回転は。。。

もともと、そんなにダメなペダルではないので、大差ないですね。(笑)
でも、少し回転は良くなってますよね。

尚、このペダルのフタはこじ開けるしかないので、どうしても傷が残ってしまいます。


ペダルのオーバーホールですが、カップ&コーンタイプのハブのオーバーホールもほぼ同様のやり方でできます。
興味のある方は、一度トライしてみてください。