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2017年4月30日

Panasonic Hurryer

パナソニックの電動自転車ハリヤ

転んで、ハンドルが曲がってしまったので。。。。
ということで、お伺いしたところ。。。


大体予想はしていましたが、曲がっているというか、折れてます。


ハンドルが曲がっていると言われると、タイヤとハンドルの向きがずれてると思いますよね。確かに曲がっている。(笑)
フロントフォークが片方折れて、何とか自立している状態。
これ、完全に折れてたら、乗っている人は、もっと大変なことになったはず。


ホイールも歪んでました。

ところで、ハリヤのタイヤのサイズは、26x1.50HE。
26インチのMTBの電動版なんですが、26インチのMTBって、
絶滅危惧種的な存在。
タイヤは大きい方が踏破性が良いということで、タイヤが大きくなってます。
ですが、日本人の普段乗りには、26インチぐらいが乗りやすいように思います。
今後、どうなるんでしょうか。。。

このフロントフォーク。実はSR SUNTOUR製、コラムのサイズ等が合えば、交換もありなんですが、ハリヤの場合電動車ですので、車速センサーとか、専用の金具で取り付けてありますので、ここはPanasonicから純正部品として、取り寄せしました。

Panasonicから取り寄せると、コラムカットも不要で、スターファングルナットなんかも取付済みでらくちんなんです。

ホイールは完組の状態での取り寄せは、納期1か月以上とのこと。
(フロントハブもたいしたハブが付いてないし、値段的にどうかなと聞いてみましたが。。。)
結果、ホイールはリムのみ交換で、組み換えとしました。

今回、サスペンション付きのフォークでしたが、一般的なサスペンション無しのフォークも衝突などをすると、フォークがダメージを受けます。
これって、衝撃をここで吸収してくれたということです。

当然、乗っている人もこれに救われているはずなんですが。。。
自転車としては、フレームまで被害が及ばずに、無事復活です。


2017年4月18日

GRAVELKING

 
普段の足として使用している、キャノンデールのロードウォーリアーです。
ロードタイプのコンポに太いタイヤが装着できるようになっています。

今は無い、HANDMADE in USAのロゴが古さを表していますが、
全然、古さを感じませんし、愛着のある1台です。

なんて言いながら、たいしていいタイヤ履いてませんでした、
Continental の CityCONTACT これ実は、購入時に付いていたタイヤ。
色々タイヤを変えていたのですが、最初のタイヤがあまり使われない状態であったので、
履いてみたら意外と良かったので、しばらく履いていました。
使っていなかった時期があったとはいえ、10年以上前のタイヤです。少しひび割れが出てきたのでタイヤを変えてみました。
で、パナレーサーのグラベルキングです。
はっきり言って、見た目で決めてみました。
ネーミングもかっこいい。ミーハーですな。
700x32Cの太さは、最近はやりのグラベルロード用(未舗装道路)。

個人的には、重さってあんまりこだわりなかったのですが、なんとなく測ってみると、
CityCONTACT が、500g グラベルキングが300gと1本あたり200g。前後で400gも軽くなったということです。カーボンパーツなんかを使うよりお手軽に軽量化です。

前者のビードはスチールワイヤーで後者はアラミド繊維。アラミド繊維は、ナイロン等の合成繊維の一種で金属製のワイヤーに比べて折り畳み可能で比較的軽くなります。値段が割高になるのが欠点ですが、少しの差で回転部分が軽くなるのはうれしいですね。

で、タイヤのインプレッションですが、グラベルキングの中でもSKというタイプで、細かいブロックタイヤみたいなパターンですが、デコボコ感はありません。空気圧のせいもあるのか、少し柔らかい感じがします。軽い段差なら、タイヤが吸収しちゃう感じ。
新しいタイヤは良いですね~。

タイヤの脱着ができるようになると、タイヤを比べたり、パンクの対応などもできるようになりますので、一度挑戦してみてはいかがでしょう。
今回、タイヤ交換の方法をご紹介してみます。

まず、タイヤを交換するには、ブレーキのリリースレバーを外します。
(タイヤのクイックリリースではなく、ブレーキのリリースレバーです。)

こうすると、ブレーキシューの位置が広がって、タイヤが外しやすくなります。
尚、太いタイヤ等の場合は、タイヤの空気を抜かないと外れない場合もあります。

次に、タイヤのクイックリリースを外して、タイヤを外すのですが、
リアギヤの位置を一番外側(Hiギヤ)にしておくと、チェーンのテンションが緩くなって、外しやすくなります。

クイックリリースを外したら、リアディレーラーを後ろに引くとタイヤがポコンと外れます。(ガイドプーリを後ろにずらす感じです。)


次にホイールからタイヤを外します。エアーを抜いて、タイヤレバー使って外します。

やり方は色々あるかと思いますが、
まずタイヤレバー3本をビードに差し込んでから、順にタイヤレバーを倒していくと、比較的誰にでも外せるのではと思います。
タイヤとチューブが外れたら、新しいタイヤを装着していきますが、バルブ穴とタイヤのマークを合わせてタイヤを嵌めるのが自転車界のセオリーとなっています。

しかしながら、これは、タイヤの性能に全く関係ありません。どちらかと言うと、タイヤがちゃんと嵌っているか、チューブを挟んでいないかなどを重視してください。

また、グラベルキングには、タイヤの向きがありませんが、タイヤの向きがあるタイヤがありますので、よく見て、タイヤの向きを合わせます。

タイヤにDRIVE⇒とか、Direction⇒とか書いてありますので、よく確認してください。

タイヤの片側がリムに嵌ったら、チューブを入れますが、少しだけ空気を入れておくとチューブがねじれたりすることなくチューブを装着することができます。
ねじれたり、しわになったりしていると、次第に折り目からパンクすることになります。

次に、タイヤの反対側をはめ込むことになりますが、その前に、チューブをリムに乗せるように押し込んで、ねじれやシワが無いことを確認します。
(タイヤとチューブを同時に嵌め込もうとすると、チューブを挟んでしまうことが多いのです。)

タイヤを嵌めるにはバルブ位置を嵌めたら、バルブ位置の両端と少しずつバルブ位置の反対側に向かってタイヤを順次はめていきます。


タイヤを全部嵌めないうちに一度バルブを奥に押し込んでおきます。
押した感覚で、タイヤの中にチューブが収まっているのか感じてください。
上手く押し込めない場合は、一度タイヤを外した方が良いかもしれません。

タイヤが嵌ったら、チューブが挟まっていないか、確認してください。

チューブが挟まったまま、空気を入れてしまうと、そこからチューブが飛び出して破裂ということになります。
特に新しいタイヤは、リムに嵌りにくいことがあって、チューブを挟み込み易く、破裂しちゃうとチューブも無駄になってしまいますので、ここは慎重に確認してください。

少し空気を入れて、タイヤが均等に嵌っているか確認してください。

タイヤの一部がへこんでいたり、盛り上がっていたりすると、空気を入れていったときにタイヤが外れるなんてこともありますし、タイヤのバランスが良くありませんので、いいことありません。

ホイールのクイックリリースの止め方も要確認ポイントです。
反対側のネジをちょうどいい位置にして、最後にレバーをぐっと押し込みます。
このときレバーがフレームに当たっていないことを確認してください。

良さそうならば、軽くレバーを引いてみて、外れないことを確認します。
簡単に外れるようであれば、反対側のネジをもう少しねじ込んで、再度レバーを押し込みます。重要な点ですので、きっちり締まるまで、繰り返してください。

レバーの位置は、何かが引っかかったりしないように、チェーンステーとシートステーの間がいいかと思います。

ただし、フレームやレバーの形状によっては、この位置にできない場合もありますので、レバーが最後まで押し込める位置で邪魔にならないような位置を探してみてください。
写真のような場合でも、何かが引っかかる可能性はあると思いますよね。走行中にタイヤが外れたら。。。考えただけでもぞっとします。
乗車時にゆるみは無いか確認してください。

適正な空気圧は、タイヤに書いてありますので、適正な空気圧にしてください。

このタイヤの場合は、200~650kPaとあります。
空気圧によって乗り味が変わりますが、わからなければ一番高い空気圧でいいでしょう。
MTBなどでは、空気圧を下げて、トラクションを高めるようなこともありますが、余り空気圧を下げるのはお勧めではありません。

また、あまり神経質にならなくてもいいと思いますが、空気も自然に抜けていきますので、スポーツバイクなどの場合は週に1度はチェックすると良いでしょう。
タイヤが細くなればなるほど、空気圧は高くなります。空気圧が高ければ自然に抜けていくスピードも速くなるので、走るたびに空気を入れるのはロードバイクでは割と普通です。

空気が抜けた状態で走っていると、タイヤが潰れた状態で走ることになり、ひび割れの原因になりますし、中でチューブが擦れて摩耗したり、チューブが動いてバルブがもげることなります。

慣れてくると、割と簡単にタイヤの脱着はできるようになります。こうなると、自転車の世界がすこし広がります。お試しあれ。

2017年4月3日

Spoke Freeze

Spoke Freeze スポークのゆるみ止めです。

DT SWISS製ですが、LOCTITEとの共同開発のとのこと。
(LOCTITEとは、接着剤のメーカーのようですが、ネジの緩み止め剤で有名です。)
ホイールを組み立てた後に、スポークとニップルの接合部に1滴づつ垂らします。
説明書には、1滴(英語表記なので、One Drop)と記載されていましたが、まともに1滴たらすと多い気がしています。半滴も使ってないかもしれません。

実際には、こんな感じで使用します。
(通常は、リムに組みつけた状態で塗布しますが、これはテストした時の写真です。)

ノズルをニップルの少し上のスポークに着けて軽くボトル本体を押すと、じわっとニップルに吸い込まれていきます。
(↑撮影のためノズルを着けたままにしてたので、これはちょっと着け過ぎです。)

塗布直後はこんな感じです。

4時間でホイールとして使用可能。12時間で完全硬化とのことで、一晩おいて、ニップルを回してみると。。。

反対側を手で持っていただけでは、回らず、ラジペンで押さえたらまわる感じで、回り出しても重さを感じます。割といいかもしれません。

外してみると。。。

そんなに奥までは、浸透していないようですが、一部は、ニップル側にも付着しているようです。

で、これを再度取り付けても、最初の固まった時の状態にはなりませんでしたが、キュルキュルと抵抗が残っていますので、塗布後にテンションの調整を行う場合でも効果が持続するようです。

ホイールを組むときに、ニップルに潤滑剤を塗布して組んだりもしますので、潤滑油を着けてから、スポークフリーズを塗布してみたところ、あまり効果が出ないことが判りました。潤滑剤を使用してホイールを組んだ場合は、ホイールを組んだ後に、脱脂処理をしてから塗布した方が良さそうです。
尚、スポークフリーズの説明書には、オイルが付いている場合でも固定される(nipple is fixed - but still turned foecefully with a nipple wrench for re-truning)とありますが、いずれの場合でも取れなくなるわけではありませんから、緩み止めを使用するのであれば、脱脂処理をしてからをお勧め。

当店では、脱脂処理は、ホイールの塗装を傷めないように、パーツクリーナではなくイソプロピルアルコールを使用して、一本ずつスポイトで垂らして脱脂処理をしています。




2017年4月1日

ロードバイクのリアホイール8s/9s/10s/11s の互換性について

当店は修理をメインとした自転車屋。(実のところ、自転車を置くスペースの問題だったりしますが。。。)

クロスバイク、ロードバイクで、ホイールを変えたり、コンポーネントを変えたりするときに、私が根底に理解していることを整理しておきたいと思います。(一般的なシマノ製のお話です。以下文字のみ長文となってしまいました。)

尚、自転車屋としては、シマノカタログのテクニカルインフォメーションに載っている互換性の表以外はダメってことなんですが、基本的な考え方です。

現在、一般的に流通している自転車の外装のリアの多段ギアは6段から11段まであります。
7段を境に、ボスフリーという形式からカセットという形式になりました。これは、ハブ側の形状も大きく違うので、6段のスプロケットを外して、8段にということは根本的にできないことになります。また、現在の発売されているロードバイクは、おおむねリアギアが9s、10s、11sのいずれかとなり基本すべてカセット式です。

これが、カセットスプロケットです。
 
スプロケットとは歯車のことで、脱着式の歯車と言ったところでしょうか。。。

カセット式に変わってから、7,8,9,10,11とギア数が増えて現在に至るというわけです。
単純にギア数を増やせば、スプロケットは当然厚みが増していきますよね。この厚みをどうするか?ホイールが嵌る部分の幅をOLD(Over Locknut Distance)といいますが、ここは変えたくないので、ホイールの内側にギアが奥まっていく訳です。6,7,8とギアが増えていくに従って、スプロケットの幅が増していきますが、8速→9速の段階で、ギアの間隔を狭くして、スプロケットの幅を変えずに、9速化となっています。
このため、チェーンは9速用に薄くしたチェーンが作られております。
続いて、9速→10速で、さらにギアの幅も狭まります。この結果、10sのスプロケットは、8s/9s用よりも1mm厚みが薄くなったのです。
(個人的には、スプロケット全体の厚みは変えなければよかったのにと思いますが、。。。)
ということで、8s/9s用のホイールに、1mmスペーサーを噛ませると10sのスプロケットが嵌ることになります。
そして、現行の11sになると、10sよりも2.85mm、つまり、8s/9sよりも1.85mm厚くなったと言う訳です。

ということで、スプロケットの厚さは、10s、8s/9s、11sの順に厚くなっていきます。
そして、1mmと1.85mmのスペーサーが存在することになりました。

したがって、11s用のホイールには、11sはもちろん8s/9s/10sいずれのスプロケットも装着できることになります。(11s以外はスペーサーを使用します。)
今時、リア9速の自転車のホイールを交換しようにも9s用ホイールを購入するのは難しいので、11s用のホイールを買ってスペーサーを噛ませれば、過去に購入した自転車でも、最新のホイールを使うことができるわけです。

前述のことを理解できれば、上手くいかないケースがあることが判ります。

ケース1:10sの自転車を11s化したい。
基本的に10s用ホイールには、11s用のスプロケットがつきません。
もしやるとすれば、11s用のホイールを買って、11s用のスプロケットを付ける。
しかも、チェーン、ディレーラ、変速レバーも変えることになります。
さらに、フロントのクランクも交換で、駆動系のコンポーネントをほぼすべて交換することになるはずです。
尚、10sの自転車でも、11s用ホイールが使用されていることはよくあります。

ケース2:9sの自転車を11s化したい。
ケース1と同じですね。ただし、9s用ホイールには、1mmスペーサーを使用すれば10s用スプロケットが装着できます。
なお、10s 用スプロケットが装着できても、ディレーラー、チェーン、変速レバーを10s用に変えなければならないので、ギアを1~2枚増やすぐらいなら止めた方が良いかと思いますね。