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2017/09/24

トリム機構

GIOSのFELUCAです。
当店でロードのコンポ一式をデュラに改装したお客様から、
ミニベロのフレームと取り外した時の105のコンポ一式が持ち込まれました。

お客様ご指定の白のアウターはこれ以外無いぐらい決まってます。
105はデュラ、アルテに比べてアーチが若干長いんですが、後ろブレーキは、
やっぱロングアーチのブレーキに替えたほうが良さそうでした。

ロードバイクに比べて、ミニベロの方が何かと問題発生します。
大抵のミニベロはシマノのディレーラーへの前提条件を逸脱しておりますので。。。
(コンポメーカーは、ロードバイクしかターゲットにしていませんので、ミニベロの宿命ということですね。)

リアセンター(主にチェーンステー部の長さと思ってください)が通常のロードバイクより大抵短いので、特にフロントディレーラにチェーンが当たってチャラチャラと音がすることがあります。

で、今回の「トリム機構(音鳴り解消機構)」が登場。フロントの変速時に、ギアチェンジしないけど、少しだけディレーラを動かすことができます。これは、ギアチェンジし損ねたわけではなく、そういう機能が備わっているという訳です。
やり方は、ギヤチェンジしない程度にシフトレバーを押すだけです。(これは、フロント用のSTIレバーの機能です。機能が付いていないレバーもあるかと思います。)

「あっ、チェーンが斜めになって、ディレーラーに当たってるな....ここはトリムかな。カチッ」なんて具合に操作できると、チャラチャラ音も面白く聞こえたりします。

尚、インナートップ、アウターロー、つまりチェーンが一番ねじれるポジションですが、力を伝える効率面や、チェーンやギアを傷めることにもなるため、お勧めできるポジションではありませんが、趣味の世界で乗ってる分には、まあ良いんじゃないかと思いますが、知っててやるのと知らないでやるのでは、ちょっと違いますよね。

2017/09/12

SKS AIRKOMPRESSOR 12.0

SKS AIRKOMPRESSOR 12.0
新しく入荷したフロアポンプです。


SKSのポンプのカテゴリ表では、以下の通りで、入門用みたいな位置づけですが、
必要にして十分で、見た感じも、なかなかのオーラを放ってます。
これで不満な方は上位モデルをどうぞって感じです。


パナのポンプは、(見やすいようにかな?)床から少し上にメーターがありますが、

こいつは、メーター位置が床。でも、大きくて、数字も見やすくて、なんとなく安定感がある感じがしますね。


このポンプのヘッドが私好み。
なんと、仏式、米式、英式の3種類がアダプターなしで対応します!
バルブの差し込み口が2つあるという少し反則的な感じもしますが。(笑)


巷では、ヒラメポンプなどという職人が作ったようなポンプもありますが、あれは仏式専用になっちゃう。前述のパナのポンプは1つの穴で仏式、米式どっちでもOKなんですが、やっぱ日本じゃ英式が幅を利かせてますので「ポンプ貸してください~」なんてお客さんには、英式のアダプターを基本付ける必要があります。

私は、このヘッドを見た時に、仏式と米式の口を並べて付けただけじゃん、なんだかな~。と思っていたのですが、英式もそのまま使えるということで、使ってみたいポンプに急浮上。
↓こんな感じです。


一般的なポンプは、洗濯ばさみのような↓アダプターで、英式バルブに繋ぎますが、

洗濯ばさみが閉じる力で押し付けているだけなので、4気圧ぐらいからか、漏れたり外れやすくなってきます。(英式バルブで高圧(7~8気圧とか)のタイヤは普通はありませんけどね。。)

このヘッドなら、アダプターなしで英式ポンプの先端のみを差し込んで使うことができます。ママチャリもロードバイクもという方には、おすすめですね。


最後に大したことではありませんが、このヘッドをポンプのハンドル部分に引っ掛けておけますのでサッと空気入れが始められます。

大した違いは無いと言えばそれまでだけど、ホース等を巻き付けたり嵌め込んだりしないんで、ポンプを出したりしまったりする感覚がなくていいです。
ちょっと使ってみたいという方は、声をかけてください。店の中にお試し用のポンプが置いてあります。