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2024/11/07

アンブレイカブル

 アンブレイカブル入荷!

鍵です。

特殊な素材「耐切創糸(たいせっそうし)」を使った鍵。チェーンロックのチェーン部分がベルト状になった鍵とでも言えばよいでしょうか。耐切創糸はボトルクリッパーなどでの切断が難しい素材とのこと。当初は、クラウドファンディングで企画販売していたようですが、このたび取引のある問屋さんが取り扱いを開始することになったので、試しに仕入れてみました。

鍵はこんな感じで、ちょっと変わった形ですが、かなりごつく防犯性高そうです。



ベルトのハトメ部分に差し込んで施錠します。施錠時は、切断を目的とした工具の刃等がかんぬき部分に入りにくい構造になっています。


施錠状態でないと鍵が抜けません。(上の写真はかんぬきを入れずに施錠した状態)
キーを入れながら施錠して、キーを抜くという感じです。かんぬき部分が直径8.5mmあります。ハトメの穴が実測で8.8mmなので、一般的な南京錠とかでも使用可能ですが、せっかくなので専用鍵の使用をお勧めします。

特長
・ループ(ベルト)部分が柔らかいため、施錠物を傷つける恐れが少ない。
・ループ部分が軽量かつ柔軟性が高く携帯性に優れる。
・ループ部分は特殊な素材で、切断が困難。
・専用の鍵を使用すれば、さらに防犯性向上。

 

説明書には記載がありませんでしたが、鍵を外した状態から強く押し込むと施錠できるようです。(自己責任でやってみてください。(笑))
     

片側に小さいループがあり、これを利用すると、ベルトを長めに使用することができます。素材がしなやかなので、長さを有効に使うことができます。(1mベルトの場合、60cm前後)


こんな感じに、前後のタイヤとフレームを施錠し、このベルトの一部を駐輪場のポールなどに絡ませれば、地上ロックも何とかできそうです。(ロードバイクの場合、タイヤだけ盗まれることもありますので!)


シンプルに大きなループをつくれば、余裕をもって40㎝ぐらいでしょうか。(サイズ1mの場合)


鍵と一緒にぐるぐる巻くと割とコンパクトになります。(1mベルトの場合)

余裕をもって1.5m、2台で止める時などもあれば、2mの選択肢も。チェーンなどの場合は、長くすると重いしかさばるわで、最小限にしたいところですが、この鍵なら1mも2mもさほど重量は変わりませんので、自分のスタイルに合わせて選択することができますね。


ただし、いくつか注意点があります。
・絶対切れないベルト・壊れない鍵ではないということ。
・キーのスペアが(今のところ?)作れない。(標準で2本付属)
 
1点目はどこの鍵も仕方がないところですが、2点目は、2本のキーのうち1本紛失した時点で、鍵の交換を考える必要が出てきます。これはちょっと改善して欲しいところですね。キーは一般的な形状でないので、町の鍵屋さんでも複製を作れないはず。とのことです。

専用ロック 3050円(税込)
防刃ベルト1.0m 4810円(税込) 55g
防刃ベルト1.5m 5470円(税込)   75g
防刃ベルト2.0m 6570円(税込)   95g

2024/10/31

現場検証2件

 ここ数カ月の間で、2回ほど、事故っぽい事象に出会いました。
いずれも、双方自転車の事故案件です。まあ、どちらも大した事故ではなく、ヒヤリハットか、少し超えたかってところでしょうか。
(※以下の写真は事故当時の写真ではなく、後日確認のため撮影したものです。)

■ケース1:一方通行路逆走車

 1件目は、一方通行を逆走していた自転車(シティサイクル)がカーブを曲がって自車に突進、衝突までは行かなかったものの、相手のハンドルが私の腕を擦っていきました。


事故現場1



事故イメージ


私自身は、とっさにブレーキレバーを握り停止したのですが、相手は声を上げながら私の横(壁、路側がわ)を抜けていきました。相手方のハンドルがこちらに当たったことでハンドル操作ができなかったか、私の自転車の後方あたりで自転車を斜めにして停止。
ハンドルが当たった腕はマジで痛くて赤くミミズばれの状態、思わず「いててっ」と漏らすと、相手も「いたたた」と言い出した(ホントかよ?笑)。

(私)「左側通行!そもそもここは一方通行!」
(相手)「ミンナ、ハシッテル。ビョウインカラキタカラ…」

この場所をすこし行くと左手に病院があります。左側を走行せずにそのまま病院側を来たんだな~。その前に一方通行なんだけど…。カタコトに戦意喪失(一方通行って言葉自体を理解できてるのか??今思えばちゃんと理解している感じ。)。こちらはやや負傷しましたが、大したことなさそうなので、和解としました。(実のところ、事故報告義務違反となるのかな?)こっちは止まったんですが、正面から来られるとやばいですね。一方通行路でも双方が左側通行を守っていれば、衝突を回避できるんですが、相手側が守っていることが前提ですから、どうしたもんかと思います。ただ1点、こちらの落ち度らしきものがあって、そこにはカーブミラーが立っていて、路上には、”カーブ注意”の文字が!



もう少し後ろからの写真


ただし、このカーブミラですが、少し離れたところから見ると、桜の枝がかかってよく見えません。事故現場あたりまで行けば見えるようになりますが、カーブ直前となれば、前方を凝視しちゃうんで、これじゃちょっとな~。逆走車に対して”こうすれば”というやり方はないですが、今後は十分注意したいと思います。もう一つ注意点を付け足すと、このカーブ注意とかカーブミラーは、逆走車用になってはいませんので、道の向こう側に”カーブ注意”なんて書いてありません。


カーブミラーには桜の枝が!

☆結論

現在の日本では、一方通行を守る自転車の方が少なく、左側通行なんてのも徹底されていない。警察もどこまで対応してもらえるか不明。こちらは悪くないなんて思っていたら、事故にあいます。自己防衛で対応するしかなさそうです。

■ケース2:無灯火自転車

片道2車線の幹線道路から、側道に左折したところ、前方の歩道から無灯火の自転車が突っ切って来た。接触はなかったが、こちらは曲がろうとしていたところブレーキをかけたので、私は左側に少し倒れる感じで停止。相手は2メートルぐらい後方で停止してこちらを見ていました。直進優先なのか、歩道は徐行だがここは車道?頭の中が整理できず。一言「ライト点けて下さい。」相手は何も言わず去っていきました。

事故現場2
事故イメージ

写真は後日撮影したもので、事故当時は、かなり真っ暗な感じの場所で、暗闇から自転車が飛び出てきた感じでした。当時の記憶としては、歩道後方から人が来ないかという意識が強かったように思います。その後何度もその場所を通っているのですが、夜間に周りに車が走っていないとかなり暗くなる箇所(車のライトで見えたり見えなかったりする)であることと、手前の街路樹(雑草?)が邪魔して、前方歩道が見えません。(これじゃ気が付かない)また、自転車のすぐ横がよく見えないため、後方の歩道からの飛び出しに注意してしまったことも要因のひとつかもしれません。

自転車通行可の歩道

事故現場の少し後ろから

この歩道は、自転車も通行可能な歩道ではあります(自転車は徐行)が、ここは歩道なのか?車道なのか?(ちなみに、現行法では自転車が歩道を走るときどちら側を走ってもよく、歩道の車道側を走るというのがルールです。)せめて、ライトをつけていたらもう少し早く気が付いたと思いますが、相手側は曲がってくるとは思わずにびっくりしたのかもしれません。もし接触事故となっていたら、直進優先となって、こちら側にも非があるという事になるかもしれません。(これも事故ですかね、それならこれも事故報告義務違反でしょうか。今後、どう行動すればよいか考えねばデス。)

☆結論
無灯火自転車は、大人はもちろんのこと、子供も結構多いです。十分気を付けましょう。今回は私の注意不足もあったかもしれません。

■総論
長々と、ここまで読んでいただいた方、11/1から自転車に関する道路交通法の改正が行われます。警察庁のホームページでは、改正点として「運転中のながらスマホ」、「酒気帯び運転」が記載されていましたが、明確な違反事項として、ながらスマホの記載はなかったようですが、自転車の酒気帯び運転の罰則がなかったのは驚きですね。ながらスマホを取り締まるときは、これまでは、危険運転とか前方不注意とかでしか取り締まれなかったのが、”ながらスマホ=違反”ということで取り締まりやすくなったのでしょう。
また、青切符制度が自転車に適用されるのは2026年からですが、別に2026年を待たずしても取り締まりは可能ですから、まずは、見てわかりやすい”ながらスマホ”あたりからですかね。その他の違反も皆さんご注意ください。

2024/07/05

電アシスイッチ解体

 電動アシスト自転車でアシストができなくなると、自力で漕げなくはないのですが、かなり重たい自転車となり下がっちゃうわけです。

今回、モード切替ができず、ロングモード(エコモード)から変わらなくなっちゃったというお客様。
修理内容はスイッチを交換してみるしかありません。そして、経験上ほとんどスイッチの交換で直っちゃいます。(※ただし、モーター側がおかしくなっていることもあるようで、お客様には事前にその旨ご理解いただいております。)

そして、お客様の自転車はスイッチの交換で無事モード切替できるようになり、一件落着でした。

今回、取り外したスイッチをばらして、原因が何だったのか単純な好奇心によるものです。


取り外したスイッチです。
やや劣化気味ですが、ひび割れのような浸入経路はみあたりません。

マイナスドライバーを使ってこじ開けます。
フタを開けるとむき出しの電子部品の基盤が見えます。

みるとスイッチケース内に水滴がちらほら。
基盤のパーツのみの入手もできないので、スイッチごと交換するしかありません。
水分を取ってよく乾かしてからフタを戻せば、使えるようになるかもしれませんが…

ちなみに、ドライバーで無理やり開けてますので、フタを戻してもケースはずたずたです。


結局どこから入ったのかの特定はできませんでしたが、スイッチ押下部の正面パネルのひび割れか、ケースはめ合わせ部分の接着剥がれ、あたりなのかと思います。
スイッチの故障は電動アシスト自転車にとって致命的なので、多少の水が入っても大丈夫なようにして欲しいところです。現時点ではスイッチカバーがお勧めの防御策といったところです。

ちなみに、今回、パナソニックのスイッチでしたが、ブリヂストンもヤマハも似たような感じです。(全種類のスイッチを開けたわけでもないので、断言はできませんが…)
















2024/04/13

エッサ!ホイサ!

 シマノから新しいコンポーネントのシリーズが発表されました。
その名も、ESSA(エッサ)!
オッサンはどうしても、エッサといくとホイサと頭の中でつぶやいてしまう。

https://bike.shimano.com/ja-JP/product/component/essa-u2000.html

かの昔、ドコモのネーミングはたしか、どこでもモバイルだったんじゃないかな?天下のNTTが新会社を作ろうってのに、そんな名前でいいのか?!と思った記憶を思い出したけど。今や違和感はありません、そんなもんかもしれません。

(でも、エッサって変ですよね。なんか、遅そう。ふんどし一丁で籠屋さんの掛け声みたい。でもよくよく考えると、海外向けに、日本の伝統的な走るときの掛け声をイメージ!みたいなやつか?プロ向けじゃなく、一般ユーザに使って欲しいという気持ちが伝わってくるかも!!と、自己完結!)


ESSA U2000シリーズですが、現行の8スピード(後輪8枚ギアの自転車)と互換性があるコンポーネント。少し前に出たCUESなんかを見ると、何種類か出ているコンポーネントを束ねて統合しようとしているのでしょうか。

各パーツを見ると、ブレーキレバーは、油圧ブレーキのブレーキレバーを先頭に、いくつか並んでいます。クロス等バイクも油圧ディスクブレーキにしていく考えなのでしょうか?

ただ、U2000の型番をつけているのは、リアディレーラとクランクのみ。チェーンは、既存モデルと互換性あるとのことなので、現行チェーンでよいですが、ブレーキレバー、シフターも既存のモデルが掲載されています。

リアディレーラがエッサ開発のメインなのかな?とスペックを見てみると…




誤植なのかよくわかりませんが、ロースプロケット最大・最小がいずれも45T、トップスプロケット最大・最小が11Tとなっています。
これらの値は、リアのギア(スプロケット)がどのような歯数が付けることができるかという値ですが、最小最大も同じという事は、11T-45Tのスプロケットのみ対応します!ということ。
ESSAのスプロケットのシリーズは11-40Tと11-45T(これらも既存パーツではありますが)があげられていますが、11-40T用のディレーラは後発で発表ということかしらん。





2024/03/29

左折車線を直進!

 先日、車を運転中、交差点の左折車線にて、信号待ちをしていたところ、
車の左側からバイクがスーッっと自車の前にきて、右ウィンカーを出したのです。

ん?右側に寄ろうとしているのかな?と思ったら、交差点を直進して行くではないですか!
お分かりの方もいるかもしれません。原チャリの二段階右折です。
あえて車の前に出て、二段階右折をアピールしてたみたいです。

自転車は?というと、まず基本ルールとして自転車は道路の左端を通行します。
このため、左折・直進(二段階右折の前段の直進含む)いずれも道路の左端を通行します。(左折車線であってもです!)

自転車の二段階右折の場合、原チャリと同じく、右ウィンカー(自転車では主に手信号)をしながら交差点を直進らしいのですが、軽く右手を挙げて、周囲の車両に自転車の存在を知らしめてから、進むのがいいのかなぁと思います。

手信号は、片手運転ともなりますので、状況に応じて両手でのハンドル操作に戻る方がいいのではと思っています。
(厳密には、二段階右折が終わるまで方向指示を出し続けるのが正解のようですが…)

2024/02/10

携帯ポンプ!BBB BMP-101

 BBBというブランドの携帯ポンプ 3300円(税込)です。

かなり小さく価格もリーズナブルで、サイクリングのお守りとしておすすめです。

ちなみに私が所有しているのは、TOPEAK マイクロロケットCBとインフレータボンベです。
10年ぐらい?前に確か5000円ぐらいで購入した記憶がありますが、いまだに現役です。(現行販売されているのもさすがTOPEAKですが、現行価格は8030円税込!とちょっとお高め)
というかです、ほとんど使った覚えないんです。空気圧とタイヤの状態を管理していればパンクってなかなかしないもんなんですよ。たまに使えるのか確認する感じです(笑)
多分、持ってないとパンクするんじゃないかと…

最近、コンパクトな電動のポンプの製品を見ますが、半年使わなかったら、バッテリーダメになるんじゃないの?とか思います。というかね、ま~使わないんですよ。

で、BBBです。日本ではややブランド戦略に失敗しているような気もしますが、オランダのブランドで侮れないものが多いです。TOPEAKのやつは、1ストロークの空気量20ccに比べてこちらは30cc。携帯ポンプだと、ポンピングの回数が100回を超える時もあり、この違いは大きい。しかも、なんと仏式バルブと英式バルブに対応しています。(TOPEAKのやつは、仏式のみ)

英式バルブはいわゆるママチャリのバルブですね。いざって時に入れてあげたりもできますよね。