ホームページを手作りのサイトから、Googleが運営するbloggerに変更しました。(手作りということには変わりはないですが、ゼロから手作りされているのに比べて、bloggerの機能をベースに使うようになりました。)
旧サイトは、お店のサイトができればと思っていたのですが、SNSが全盛の時代で、「ちょっとは情報発信したい。。。」と思うようになってきました、そこで、ホームページ内にブログページを構築したのですが、まあブログじゃないので更新がめんどくさい。
ということで、いくつかのブログサイトを検討したのですが、いろいろ調べていくと、bloggerがものすごくカスタマイズが簡単でしかも奥深い。
ホームページとブログを別にしようかとも思ったのですが、一緒のサイトになっていたほうがサマになるよな~ということで、bloggerについて調べ始め、サイトを移行してみました。
facebook、twitter、line などに比べて、bloggerを知らない方も多いかと思いますが、実はbloggerでできているサイトってかなりあるんです。
新サイトはブログっぽさよりもホームページっぽさを強調しています。旧サイトをほぼ踏襲したため、旧サイトの更新は止めて、サイトを切り替えました。(ホームページアドレスは、変わっていないので、気が付かない方もいるかと思います。)
旧サイトはなんちゃってスマホ対応だったのですが、これからはbloggerが対応してくれています。
また、旧サイトはyahoo!に乗っかっていたのですが、今後の母体は、Googleです。
まあ、どうなるか。
出典:googleenterprise.blogspot.com
2016/05/23
センタロン機構
本日は、なぜか暇。
ごみというか、ジャンク品を整理していると、少し前に取り外したディレーラーが出てきました。
TIAGRAというグレードのディレーラーで、ロードバイクでは比較的入門機、クロスバイクでは割と上級モデルに付いています。(型番はRD-4601で現時点でひとつ前のモデルです。)
プーリは、ガイドプーリーとテンションプーリーと呼ばれており、上(スプロケット(後輪のギア)に近いほう)がガイドプーリーで、下がテンションプーリーとなります。
ガイドプーリーは変速時に変速対象のギアにチェーンを送り込む役割を持っており、テンションプーリーは、変速によってギアの大きさが変わることによるチェーンのたるみを調整する役割を持っています。(このように役割を理解すると、どちらがガイドプーリーなのかどちらがテンションプーリーなのか忘れませんよね。)
上の写真をよく見ると、ガイドプーリーに「CENTAERON G-PULLEY」と書いてありますよね。
(見やすいように、白く着色しましたが、コレ、もうちょっと綺麗にやると意外とかっこいいんじゃないでしょうか?)
このプーリーですが、左右を抑えていても、左右に(ほんの数ミリですが)動きます。ガタついているようにも感じますが、これがシマノの特許であるセンタロン機構と言います。
変速時に、微妙に左右にプーリーが動いて、変速を滑らかにすると言われています。シマノのプーリーは下手に変えるよりも純正が良いと言われる理由はコレです。
また、テンションプーリーには、回転方向が書いてあります。歯が刀のような形になって、チェーンにはまりやすくなっていて、回転方向が決まっているのです。(尚、他社製のプーリーやシマノのグレードの低いものでは、テンションプーリとガイドプーリが同じものもありますし、回転方向がどっちでもいいものもあります。)
分かりやすいように、歯の側面を白く塗ってみました。刀のように角度がつけられているのが判ると思います。
このプーリーをさらに開けてみると金属製のスペーサーのようなものが入っているだけなんですが、割とよく回ります。
上位グレードになるとロス低減や高耐久の目的でベアリングが入っており、さらにスムーズな回転となります。(クランクの1回転で、何回転もするプーリーであるため、プーリーを高級なものに交換することが良く行われます。)
なんでこんなブログをアップするのかというと、
とある記事でセンタロン機構は(最上級グレードの)デュラエースにしか使われていないようなことが書いてあるのを見たことがあったのですが、デュラだけじゃないじゃん!と、ちょっとうれしかったのでアップしちゃったんです。(私自身も、デュラなんて使わないんでね。。。)
まあ、今日は暇なので、ちょっとこんなことを書いてみました。
ごみというか、ジャンク品を整理していると、少し前に取り外したディレーラーが出てきました。
TIAGRAというグレードのディレーラーで、ロードバイクでは比較的入門機、クロスバイクでは割と上級モデルに付いています。(型番はRD-4601で現時点でひとつ前のモデルです。)
これから、プーリーを取り外してみました。
プーリは、ガイドプーリーとテンションプーリーと呼ばれており、上(スプロケット(後輪のギア)に近いほう)がガイドプーリーで、下がテンションプーリーとなります。
ガイドプーリーは変速時に変速対象のギアにチェーンを送り込む役割を持っており、テンションプーリーは、変速によってギアの大きさが変わることによるチェーンのたるみを調整する役割を持っています。(このように役割を理解すると、どちらがガイドプーリーなのかどちらがテンションプーリーなのか忘れませんよね。)
上の写真をよく見ると、ガイドプーリーに「CENTAERON G-PULLEY」と書いてありますよね。
(見やすいように、白く着色しましたが、コレ、もうちょっと綺麗にやると意外とかっこいいんじゃないでしょうか?)
このプーリーですが、左右を抑えていても、左右に(ほんの数ミリですが)動きます。ガタついているようにも感じますが、これがシマノの特許であるセンタロン機構と言います。
変速時に、微妙に左右にプーリーが動いて、変速を滑らかにすると言われています。シマノのプーリーは下手に変えるよりも純正が良いと言われる理由はコレです。
また、テンションプーリーには、回転方向が書いてあります。歯が刀のような形になって、チェーンにはまりやすくなっていて、回転方向が決まっているのです。(尚、他社製のプーリーやシマノのグレードの低いものでは、テンションプーリとガイドプーリが同じものもありますし、回転方向がどっちでもいいものもあります。)
分かりやすいように、歯の側面を白く塗ってみました。刀のように角度がつけられているのが判ると思います。
このプーリーをさらに開けてみると金属製のスペーサーのようなものが入っているだけなんですが、割とよく回ります。
上位グレードになるとロス低減や高耐久の目的でベアリングが入っており、さらにスムーズな回転となります。(クランクの1回転で、何回転もするプーリーであるため、プーリーを高級なものに交換することが良く行われます。)
なんでこんなブログをアップするのかというと、
とある記事でセンタロン機構は(最上級グレードの)デュラエースにしか使われていないようなことが書いてあるのを見たことがあったのですが、デュラだけじゃないじゃん!と、ちょっとうれしかったのでアップしちゃったんです。(私自身も、デュラなんて使わないんでね。。。)
まあ、今日は暇なので、ちょっとこんなことを書いてみました。
2016/05/17
フロントフォーク交換
今回は、電動自転車です。
下の写真に違和感ありませんか?
問題は。。。(タイトルで既にネタバレですが。。。)
ここです。
自転車と自転車で正面衝突したとのことですが、そんなことあるんでしょうか?
まあ、そんなことはあまり追求せずに、フロントタイヤに強い衝撃があったようで、
フロントフォークが後退して、ダウンチューブに干渉しちゃってます。
ママチャリの汎用的なフォークでも大丈夫そうですが、純正部品を調達です。
出張で修理をしていると、事故車の対応がたまにあります。
最初は、ハンドルがおかしいとか、ブレーキがおかしいとか(上記の写真でも、フロントフォークが後退し、フロントのブレーキがタイヤに食い込んじゃってます。)なんて聞いて行くのですが、これはフロントフォーク交換ですね。となると、部品代+工賃でわりといい値段します。特にママチャリなんかは、「それなら、新しいの買います。。。」と言われることも多々あります。
ちょっと話がそれましたが、当店でのフロントフォーク交換です。
交換時、(場合によりますが。。)ハンドルを釣って、フォークを交換します。
ぶらんとさせちゃうと、ワイヤーが折れ曲がったり、無理な力がかかっちゃうので、ハンドルを釣ったまま、フォークを交換します。
電動自転車とかママチャリは、かごとかドロヨケとかいろいろ付いててえらくめんどくさい。
言うまでもありませんが、下がダメージを受けたフォーク、上が交換用に取り寄せたフォークです。
こうして比べると、結構曲がってますね。
若干フォークのコラムもやや曲がっているみたいです。
純正のフォークはコラムカットもせずにぴったりで楽ちんです。
最後にちゃんと電動も動いて、良かったです。(ここでアシストしないとかあると頭を抱えます。。。)
下の写真に違和感ありませんか?
問題は。。。(タイトルで既にネタバレですが。。。)
ここです。
自転車と自転車で正面衝突したとのことですが、そんなことあるんでしょうか?
まあ、そんなことはあまり追求せずに、フロントタイヤに強い衝撃があったようで、
フロントフォークが後退して、ダウンチューブに干渉しちゃってます。
ママチャリの汎用的なフォークでも大丈夫そうですが、純正部品を調達です。
出張で修理をしていると、事故車の対応がたまにあります。
最初は、ハンドルがおかしいとか、ブレーキがおかしいとか(上記の写真でも、フロントフォークが後退し、フロントのブレーキがタイヤに食い込んじゃってます。)なんて聞いて行くのですが、これはフロントフォーク交換ですね。となると、部品代+工賃でわりといい値段します。特にママチャリなんかは、「それなら、新しいの買います。。。」と言われることも多々あります。
ちょっと話がそれましたが、当店でのフロントフォーク交換です。
交換時、(場合によりますが。。)ハンドルを釣って、フォークを交換します。
ぶらんとさせちゃうと、ワイヤーが折れ曲がったり、無理な力がかかっちゃうので、ハンドルを釣ったまま、フォークを交換します。
電動自転車とかママチャリは、かごとかドロヨケとかいろいろ付いててえらくめんどくさい。
言うまでもありませんが、下がダメージを受けたフォーク、上が交換用に取り寄せたフォークです。
こうして比べると、結構曲がってますね。
若干フォークのコラムもやや曲がっているみたいです。
純正のフォークはコラムカットもせずにぴったりで楽ちんです。
最後にちゃんと電動も動いて、良かったです。(ここでアシストしないとかあると頭を抱えます。。。)