親切丁寧、良心的なサービスをモットーに日々努力させて頂いております。

2017/01/29

FELT Z95

今回お預かりした自転車は、FELT Z95


デュアルコントロールレバー(変速+ブレーキのレバー総称)の右側が折れちゃってます。

シマノのSORAがついてますが、つい最近新モデルが出ちゃって、これは、旧モデル。
新型にすると、レバー形状がちがうから、左右を変えなきゃならないし、
ディレーラーとの組み合わせもあるため、旧モデル片側のみをお取り寄せです。

しかし、チェーンも錆だらけで、これ、2016年のモデルです、ちょっとかわいそう。。。


在庫切れで、レバーの入荷待ちでしたが、割と早く入荷しましたので、早速交換。
ワイヤー類はそのままで交換しようとしましたが、インナーワイヤは癖がついちゃっていて
インナーワイヤのみ交換としました。

気分一新バーテープも巻きなおし、
チェーンも交換、リフレッシュ完了です。


2017/01/21

2017ハンドメイドバイシクル展スナップショット

ハンドメイドバイシクル展に行ってきました。
何枚かスナップを撮りました。


macchi cycles
クロモリフレームながら最近のカーボンフレーム的なかっこよさがありますね。


東京サイクルデザイン専門学校
自転車の専門学校生の出品です。これもクロモリですが、
ビルダーが若いからか、かっこいいです。


これも、上と同じく自転車の専門学校生の出品です。
こんなハンドメイドの自転車で、ポタリングなんかできたらいいですな。


ドバッツ・ライノ・ハウス
トップチューブがヘッド側が右、シートチューブ側が左に8㎜ぐらいですかね、ずれて溶接されてます。ブレーキワイヤーをフレーム内に内装してるのですが、”ワイヤーをストレートに内装したい”ということなんでしょうかね。びっくりしました。


山音製輪所
あえてクリア塗装のみでフレームの接合部にロウ材が金色に光ってます。
ツーリング車のブームが来る!


SANO MAGIC
木の自転車です。
普通に走って、乗り味もしなやか~。
フレーム以外にもふんだんに木材が使われています。


2017ハンドメイドバイシクル展

2017ハンドメイドバイシクル展に行ってきました。


明日(1/22)もやってますので、興味のある方はどうぞ。無料です。


展示期間: 平成29年1月21日(土)、22日(日)  入場無料
日   時:9時30分~16時50分 
会   場: 科学技術館 1F催物場
主   催:一般財団法人日本自転車普及協会 自転車文化センター
展示内容:日本および海外のハンドメイドバイシクルビルダー、メーカーが経験と努力で生み出した「独自性あふれる自転車」や斬新な新機構を取り入れた「独創性の高いパーツ」の展示、トップビルダーによる「トークショー」、「1日体験コーナー」など様々な企画を行います。


◆平成29年1月21日(土)
   11:30~ サイクル&カヌー アマンダスポーツ 千葉 洋三 氏
   14:00~ 高橋 梨香 選手 ガールズ競輪選手
◆平成29年1月22日(日)
   11:30~ エム. マキノサイクルファクトリー 牧野 政彦 氏
   14:00~ 後閑 信一 選手 競輪選手(S級1班) 

2017/01/16

CycleOps MAGNUS その7

Zwiftのトライアル期間終了!!

しかし、トライアル距離が残ってた。。。
テスト的にしか使ってなかったからですね。

50kmまでトライアルで使えますが、あと25kmでした。


日付のカウントダウンが終わったら、距離のカウントダウンになりました。


1週間で25kmって、どんな乗り方してんだ?って思う方いらっしゃると思いますが。。。
Zwiftのアカウント登録してから、PCと繋がらないことが判ったり。。。
PCの設定や、接続など仕事の合間にやってるとほとんど乗れないうちに日数がたってしまいました。

普通にお勤めされている方も同じような感じじゃないかと思いますし、1週間は短いですね。
距離も平均時速が20kmとしても、30分乗れば、10kmですしね。
50kmもスグに終わっちゃいますね。
もし、Zwift始めるなら、ある程度毎日乗れるような期間を見定めて、トライアル始めるといいかもしれません。


話は変わって、CycleOps MAGNUSです。今日は少しだけ。。

ローラー部分の右側がファンの用になっています。おそらくタイヤと本体を冷やすためと思いますが、走ると、割といい風がヒューッと吹き抜けますので、埃を巻き上げたりしますので注意です。

逆に軽いものは吸い込んじゃったりすることもあるかもしれませんし、指を入れたら惨劇が起きますので、これはほんとに注意。
自転車のホイールも回転しますから、気を付けるとは思いますが、ペットとか小さいお子さんとか、ホントにホント気を付けてください。



-追補-
トライアル期間は1週間でした。(本文中2週間と合ったところを1週間と修正いたしました。)
トライアル期間がだんだん短くなっていて、Zwiftを本格的にやろうと考えた時がトライアル期間が2週間だったのかも。

2017/01/13

CycleOps MAGNUS その6

そろそろ、Zwiftのトライアル期間が終わりそうなので、
Zwiftの起動画面等をスナップショットしておきましょう。

ログイン後の画面


スグにトレーナー等を認識します。(初め、もしくは、デバイスを変更する場合は、各デバイスの下のrepairボタンを押すと、選択可能なデバイスが表示されますので、そこから選択することになります。


各デバイスが良ければ、OKボタンを押すとSTART画面が表示されます。
右側の上には、UPCOMING EVENTSと表示されてますが、これから開催されるレースが表示されています。
トレーニングもレースとなれば、モチベーション上がりますよね~。
レースの参加方法については、もうちょっと調べてからまたアップします。


画面中央に、認識しているデバイスが表示されてますね。
その上に、ROUTEとあって、コースが色々選べるわけです。


ちょっとだけですが、Zwiftの起動から、走り出しをYouTubeにアップしましたので、
ご参考まで。
ちなみにウインウインと音がしているのは、MAGNUSのドラムが回転している音です。



どうですか?これなら、雨の日でもトレーニングできますね。
音も(実際に聞かないと何ともですが)それほど嫌な音ではないと思いますが、いかがでしょう。


2017/01/11

CycleOps MAGNUS その5

今回は、MAGNUSをVirtualTrainingに接続してみました。
VirtualTrainingはというと、PCの画面を見てもらうのが一番かと思いますので。。。



ルートがいくつか用意されているんですが、このルート、実際に存在する(と思います。)ルートなんですね。
中でも、ビデオ付きのルートがあって、画面にビデオと地図(多分GoogleMAP)が表示されます。

画面とかソフト自体は、日本語表示ではありませんが、ルートは全世界に散らばっていて、日本のルートもあります。
まだよくわかっていませんが、利用者がルートを設定して、アップロードできるみたいなんです。

自車のスピードを上げると、ビデオが早めに進んでいく。。。
でも、撮影時よりも先にいく訳は無いんですが、なんか追い抜いたりしているような感じがしますね。
画面は、尾瀬のヒルクライムをちょっと選んでみましたが、私の軟な脚では、ヒルクライムなんて無理。(笑)

これ、もうちょっとビデオの音声とか、音楽とかあるといいですな~。

Zwiftは、基本コースが仮想のルートでアニメーションですけど、こちらはリアル画像です。
なんか漕ぎ続けるモチベーションのベクトルが少し違うという感じで、
Zwiftで飽きたら、VirtualTrainingとか、そんな感じでやってもいいかもしれません。
(でも、トライアルが終わるといずれも有料になちゃうので、どうするかな~)


2017/01/10

CycleOps MAGNUS その4

MAGNUSの扱い方も少しわかってきましたので、基本的なMAGNUSの脱着の方法をご説明いたします。
特にコツって程のことはありません。
こんなに簡単ですよーっていう記事です。

【取り付けの前に】
取付する自転車の後輪のクイックレリーズを付属のクイックに交換します。
クイックがオール金属製で、MAGNUSにフィットするように作られています。
金属製でぴったりはまれば何でもいいのかもしれませんが、ここは純正としておくのが良さそうです。

【取り付け】
ライザーブロックが置いてある場合は、少しどけておきます。



MAGNUSに自転車の左側のクイックを高さを調整しながら合わせてはめます。

自転車の左側に立ってサドルなどを持って、気持ち、自転車を左側に傾けるような感じで
左側クイックがマグナスに引っかかったままになるようにしておきます。

左側のクイックが引っかかったまま、レバーを後ろ側に倒していきますと、右のクイック側に筒状ものが出てきますので、これと右側のクイックをマグナスに合せて、後輪ホイールとMAGNUSを接続します。


良さそうであれば、最後までレバーを押し倒します。
途中からは、少し力が要ります。


自転車とMAGNUSの接合ができたら、ローラー部分をタイヤに密着させるために、後ろのダイヤルを回していきます。

割と力が要ります。回していくと、ローラーが押し付けられて、タイヤが少しへこんできます。
回していくと、カチッカチッっと音がして、空回りしだしますので、締め付け完了です。

最後に、ACアダプターのプラグを挿入しましょう。

最初から挿していても大丈夫ですが、しばらくほっておくと電源OFFになることがあるようですし、
着けたまま外したりしてると、アダプターのプラグが地面に押し付けられたりしてましたので、
当店では、「セッティング最後にプラグを挿して、取外しの始めにプラグを抜く」ようにしています。

セッティング後のタイヤはこのぐらいローラーがめり込んでます。

初めて取り付けをした人は、結構強く押し付けてる感じがするみたいです。
試しに、緩くしてみると、少し軽く漕げるようになるのですが、負荷が上がった時に滑っちゃいます。


セッティング完了です。
ライザーブロックがあれば前輪を少し持ち上げライザーブロックをセットします。


タイヤは、摩耗が激しくなるようなので、激安タイヤに交換しました。(笑)
【取り外し】
取り付けの逆をやれば、良いですが、念のため。。

プラグを外します。


ローラーの押し付けを黄色のノブを回して戻します。


念のため、ローラーがタイヤから外れたか見てください。

何度かローラーを外したつもりが、まだ少し押し付けてあって、
ホイールを取り外すときに前に飛び出してびっくりすることがありました。(気を付けましょう!)

ホイールを外します。
レバーを起こして前に倒す感じです。


途中から軽くなって、右側が外れますので、サドルを持って途中からゆっくりレバーを倒します。



取外し完了!!


【まとめ】
クイックタイプのホイールであれば、幅広いタイプが使えます。(詳細はこちらから)
700Cのロード、クロスバイクも概ねOKでしょう。26”、27”、29”のMTBなどもできますが、オフロードは再現できませんので(笑)、MTB用にコンテンツなどが充実していく可能性は低いかもしれません。

上位モデル(HAMMER)は、ダイレクトドライブといって、後輪ホイールをはずして、使用するタイプとなります。よって、後輪のギヤ(スプロケ)をトレーナーに取り付けることになり、シマノ製に対応となっていますので、今のところカンパはサポートされていません。←MAGNUSであれば、シマノ、カンパを気にする必要はありません。

ただし、ダイレクトドライブのタイプの方が一般的に静かです。MAGNUS/HAMMERで言えば、HAMMERの方が負荷の範囲が大きく20%の勾配を再現できます。(MAGNUSは15%ですが、でも15%って結構すごい坂ですよ。)パワーの計測も、タイヤを通じて計測するのと、ギヤから直接計測するのでは、精度が異なるようで、HAMMERの方が誤差±2%でパワー計測できます。(MAGNUSは±5%)

自転車がスルーアクスルタイプの場合、アダプターが別売りで出ていますが、エンド幅が142mm,148mmとなっていますので、スルーアクスルタイプの自転車でMAGNUSを購入検討されている場合は、要確認ですね。



【余談】
MAGNUSのテスト車は、フライトデッキとGARMIN705が付いています。
フライトデッキは、走行中のギヤ位置を表示し、タイヤの回転数から速度を、登録したギヤとタイヤの回転数からケイデンスを割り出して表示します。ところが、このセンサーはディスプレー部分から50cm以内にしか設置できないことが判明。つまり、前輪でしか回転数を受信できないのです。
察するに、複数台あっても、混線しないように、近いものしかペアリングしないのでしょう。

ということで、フライトデッキは、ギヤの位置把握のみ。
GARMIN705では、速度、ケイデンス、パワー(MAGNUSと接続)、心拍数(GARMINハートレートモニターと接続)が表示されてます。


【余談の余談】
GARMIN705は、サイコン(サイクルコンピューター)というより、ナビゲーションなんですが、大型のモニターで、いろんな情報を表示するサイコンとして使用するのが私の使い方です。

2017/01/09

CycleOps MAGNUS その3


スマートトレーナーCycleOps MAGNUSの使用レポート続きです。

Zwift と Virtual Training と接続してみました。
ANT+のUSBを使ったら、どちらもあっさり接続できました。

いずれも、Windows10での接続でしたがZwiftは32bitOSをサポートしません。(念のため)
試しに、古いPC(XP時代のPCにWindows10(32bit)を入れたもの)にインストールしたところ、 インストールは特にエラーなしでしたが、起動時にメッセージが表示されて起動できませんでした。(とほほ。。。)

64bit版Windowsを信用してない方(笑)、64/32って何?と思っている方、意外と落とし穴かもしれませんね。
Zwiftが低スペックのマシンでも動作するって噂を聞いたので、手元にある最低スペックのPCに入れたところこの状態でした。 

結局、テストはCorei5 2.5GHz 4GBMEMのノートPCとなります。
このPCは5年ぐらい前に購入したもので、当時は割とハイスペックでしたが、当時のOSはWindows7ProでいまやWindows10Proでちょっとバッテリーが弱ってきましたが、普通に動作しています。数年前に購入したPCであれば、問題ないと思いますが、前述の32ビット版OSを入れていた場合は、64版に入れ替えなければなりません。ちょっとハードル高いかもですね。

さて、Zwiftですが、
Zwiftを起動すると接続機器の選択画面が表示されてきます。
MAGNUSは、パワーメーター及びスマートトレーナーとして認識されます。
ガーミンEdge705をセットしていたら、スピード/ケイデンスセンサーも接続機器として検出されてきました。これはもしや、と思いハートレートセンサーも探して接続したところなんと認識。
で、Edge705側でも、パワーセンサーとして認識しておりました。

ガーミン恐るべし。Edge705って、調べたら発売開始が2009年で、7年ぐらい前のモデルで当時10万ぐらいしたナビ付きのサイコンです。いまやスマホで事足りちゃうこともあって、後継機種も大幅に安くなっていますが、10万円時代に買った私としては、おおお俺ん時は10万円したんだよ~。と声を大にして言いたい!!!。。。
ということを言いたいのではなく、7年たった今でもツナガルってことはすごい!!!(←言いたいのはこっち。)

ということで、Zwiftの接続デバイスの表示が全て接続表示となって、フルスペックで動作です。
(全部いけてるってのは、やっぱいいね!)


実車中のZwift画面です。

コースを選択して、レース開始。
右側に私を含めて、選択したコースで現在トレーニングしているユーザーがリストアップされています。(仮想のユーザーもいるかもです。)
友達と時間を決めて一緒に走るなんてことができます。

公にZwiftのレースはまだ聞いたことがありませんが、ローカルでレースが開催されているようです。この辺りも、おいおい探ってみたいと思います。


こちらは、VirtualTrainingの画面、こちらは、実際(かどうか確認できませんが。。。)の映像と地図が表示され、Googleのストリートビューを自転車で走る感じですね。



ZwiftとVirtualTrainingいずれも、トライアル期間があるのですが、それを過ぎると有料となってしまいます。Zwiftは10$/月、VirtualTrainingは、10~15$/月らしいのですが、もちょっと様子見。

VirtualTrainingはリアル映像、Zwiftはアニメーションだけど複数ユーザでの楽しみが。。。。
やるなら、流行りのZwiftですかね~

2017/01/07

CycleOps MAGNUS その2

昨年末に入荷した、スマートトレーナーですが、
Zwiftをセットアップしてみました。

ANT+とBluetoothで接続できるようでので、
PCとBluetoothでペアリングしてみましたが、
スマートトレーナとPCが直接つながるわけではないみたいです。

接続方法は2つ。
(1)ANT+のUSBドングルで接続。
(2)スマホとBluetoothで接続し、スマホを通じてPCと接続。
と、Bluetoothだと直接つながらないらしい。。。。
(こういうことは最初から分かっているべきでしたね。。)

スマートトレーナと一緒に、ANT+のUSBドングルを仕入れとけばよかったのですが、
ここはひとつ、am●z●nでポチリ。

翌日配送!であっさりつながりました。
(amazonプライムお勧めです!!!)

乗り降りが、やっぱり不便なので、脇に踏み台を置いてみました。
(この自転車、ホリゾンタルで、私の股下にぴったりなので、ちょっとでも上がると乗るのに難しいのです。スタンドオーバーに余裕があれば、いったんトップチューブをまたいでからペダルを踏むと同時にサドルに乗れば、台は無くとも大丈夫です。

余談ですが、サイドからペダルにのってまたぐのは自転車に大きな力が加わりますのでお勧めしません。通常の乗り方もトップチューブまたいでからが良いでしょう。)


ライザーブロックも入荷しました。

左側のホイールが設置されているものは、登りをイメージできる「クライミングライザーブロック」で、3段階の高さが調整できます。これを幾つか買って、積み上げることもできるみたいです。(が、1つしか買わなかった。。。)

右側が、通常のライザーブロックです。
まあ、これなら、なにか適当な台でいい気がしますが、手ごろでスマートなものとなるとやっぱり専用品が良いかもしれませんね。

実測で、普通のライザーブロックは、26mmぐらい。
クライミングライザーブロックはだいたい55mmから10mm刻みの3段階ぐらいですかね、2段積みとなると、55mm×2ではなく、(恐らく)110㎜+55㎜~と、なかなか高さを微調整というわけにはいかないみたいです。(笑)

実走とは違い風を受けないので、普通のコースでも前輪を少し持ち上げたほうが楽に乗れます。
ちょっとごついイメージですが、買うならクライミングライザーブロックをお勧めします。

私の希望ですが、このライザーブロックもアプリで高さをコントロールできるようなスマートライザーブロックができると、よりリアルで面白いと思うのですが。。。。
(ジャッキに繋いだ電動ドリルを制御できればできますよね!メーカーさんご検討お願いします。)

スマートトレーナーおよびZwiftについては、また別途投稿します。

2017/01/05

ペダルのオーバーホール

新年あけましておめでとうございます。
今日は北風吹いてお客様少なめ。。。

で、今日は、↓これです。ペダル。
片側折れちゃって交換したペダルのかたわれ。(つまりごみ)

これを使って、ペダルのオーバーホールをやってみましょう。
このペダルは、基本的に使い捨てのペダルですが、構造を知る上では良い材料です。

このべダルどんな感じかと言いますと。。。

このペダル特にダメというわけではないですが、あまり回転しません。
(before/afterを見たい方は、最後の方の動画を見てください。)

ペダルのフタを外します。

ペダルのベアリングにアクセスするためにペダルのフタを外します。
このタイプの場合、目打ちのようなもので”こじ開ける”しかありません。
(使い捨てが前提のペダルなので、開けることは特に考えられてません。)
開けると、6角のロックナットが見えてきます。

ロックナットを外します。

ペダルの根元をレンチで押さえながら、ロックナットを外します。

まわり止めを外します。

ワッシャーのようなものが入っています。
奥まって出てこないので、ピンセット等で取り外します。

玉押しを外します。

まわり止めを外すと、ロックナットと同様に6角のナットのようなものが見えますので、
これも外します。
このネジは、通称玉押しと言います。ベアリングを押さえている回転の要です。
玉押しを外すと軸が外れますので、抜け落ちないように、反対側のペダルの軸を押さえながら、玉押しを外します。
↑は玉押しを外したところ、奥にベアリングが見えますね。
こげ茶色にグリスが劣化してます。

ベアリングの数を数えます。

非常に大切なことですが、ベアリングの数を数えておくこと。
(最初からベアリングが足りないケースもあったりしますので、必ずしも正しいわけではありませんが、詳細な仕様が解らないようなパーツでは、数少ない情報です。)

ペダルの軸を抜きます。

軸を抜くと、反対側にもベアリングが入っています。
ベアリングがバラバラと落ちたりしますので、トレーのようなものの上でそおっと抜きます。
ベアリングの数は同じと思いますが、念のため数を数えます。
念には念を入れると、取り出した左右のベアリングはどちらか分かるようにしておきます。
(ペダルでは無いと思うのですが、後輪ハブなどのベアリングは左右の大きさや数が異なる場合があります。)

玉受けを清掃します。

ベアリングが入っていた部分をパーツクリーナーを使って綺麗にします。
取り出したベアリングも同じく綺麗にします。

玉受けに傷が入ったりしていないか確認します。

このレベルのペダルに傷が入っていても仕方がないと特に何もしませんが。。。
一応見ます。(笑)

グリスを充填します。

玉受け部分に、グリスを盛ります。

ベアリングを入れます。

軸を入れる側から、ベアリングを入れます。
ベアリングを入れるというよりも、ひとつづず置いていく感じです。
写真のピンセットは、ビーズ用のピンセットで、ベアリングをつかむのに便利です。


ペダル軸を入れます。

ペダル軸の玉押し部分にグリースを塗って、ベアリングが落ちないようにそおっと入れます。

反対側にもベアリングを入れます。

入れたペダル軸を手で押さえながら、反対側にもベアリングを入れます。

ペダル軸と同様、玉押しのベアリングに当たる部分にグリスを塗って、玉押しをはめます。
玉押しのあと回り止め、ロックナットを止めてフタをすれば完了です。

玉押しを締めすぎると、回転が渋くなり、締め付けが弱いと、ガタが出ます。
フタをする前に回転とガタ付きを確認してください。
ここは、何とも伝えられませんので、何度がやってみてください。

オーバーホール後の回転は。。。

もともと、そんなにダメなペダルではないので、大差ないですね。(笑)
でも、少し回転は良くなってますよね。

尚、このペダルのフタはこじ開けるしかないので、どうしても傷が残ってしまいます。


ペダルのオーバーホールですが、カップ&コーンタイプのハブのオーバーホールもほぼ同様のやり方でできます。
興味のある方は、一度トライしてみてください。