親切丁寧、良心的なサービスをモットーに日々努力させて頂いております。

2019/01/22

ブレーキ交換

今回は、新型ULTEGRAへのブレーキ交換。
交換後取り外したブレーキです。

どちらが、フロント用でリア用かわかりますか?

横にするとわかります。
取付用のボルトの長い方がフロント用、短い方がリア用です。

ブレーキシューがカートリッジ式なので、ブレーキシューのネジの位置でも予想できます。(ということで、前の写真では、上がフロント、下がリアということを予想することができます。)

ブレーキを固定するネジを袋ナットと言いますが、ブレーキを購入するといくつかの長さの袋ナットが付属してきます。


今回は、ブレーキの交換なので、元々付いていた袋ナットを参考にすればいいのですが、
(自転車屋あるあるですが、必ずしも交換前が正解ではないということです。)
フロントフォークの厚みによって、適正な長さの袋ナットを選択する必要があります。
長すぎたり短すぎるとブレーキがうまく固定できないので明らかにわかりますが、少しだけネジ山に引っかかるような状態にならないようにする必要があります。

簡単な確認方法がありますので、ブレーキ交換を自分で行う方はぜひやってみてください。(もっといい方法があったら、教えてください!)

ついていた袋ナットや、フォークの厚さなどから、それっぽい長さを選んで、ブレーキを固定します。

袋ナットが少しネジ山にはまった状態で、締め付けている工具ごとブレーキの裏から袋ナットを押すと、ブレーキが前に飛び出ますよね。

「この隙間+少しはめたネジ山」がだいたい最終的に噛み合うネジ山となります。
六角形の一般的なナットの厚みは、このぐらいの軸なら5~8㎜程度ですよね。そのぐらいあればまあ十分ということです。
噛み合う部分が長い方が安心ですが、あまり長いと袋ナットなので、最後まで締め付けできなくなる場合もありますので、ほどほどにしておくのがいいのです。

今回、ブレーキ交換でしたが、ワイヤー止めの部分の長さの違いによって、ワイヤーも交換が必要となる場合もよくあります。

今回も、リアブレーキのワイヤーが届かない状態となり、インナーワイヤーは余裕があったのですが、アウターを交換ということになりました。

今回フロントのワイヤーは、少し余裕があったので、そのままで問題ありませんでしたが、場合によっては、バーテープも外してワイヤーを交換することにもなります。

2019/01/21

7分組み、その前に。。。

7分組みってご存知でしょうか?
自転車はメーカー側で一部組立てが未完成の状態で販売店に搬送され、残りを販売店が組み立てるというわけなんです。

多分、全部組み立てちゃうと、搬送コストが上がっちゃうからということが理由だと思うのですが。。。

ざっくり言うと、前輪、ハンドル、サドル、前ブレーキが外されていて、これをお店で組み立てると言う訳ですが、当店で組み立てる前にやっているいくつかのことをご紹介します。

まず、自転車を仕入れると、
お店には、こんな感じの段ボール箱に入った自転車が届きます。


開けると梱包材に挟まれた自転車が。。。
 

そのままそーっと取り出して、メンテナンススタンドに取り付けます。

後輪と駆動系は取り付けてありますが、前輪、ハンドルが外れて、フレームに固定されています。

ここから前輪を外し、そのまま振れ取り台に乗せて前輪の振れやセンターのズレを確認します。

ホイールが振れていたり、センターがズレていたりすることがあるのですが、気付かずにブレーキの調整などを行ってたりして、結局やり直しになったりするのです。

とりあえずハンドルを固定して、養生を外していき、フレームに傷などが無いか確認します。

組立てが進んでから傷を発見すると、何処で傷が付いたのか判断が難しくなってきますので、すごく大事。。。

一通りフレームに問題が無さそうであれば、今度は後輪を外して、まずスプロケットが固定されているか確認します。

これ、結構いい加減に固定されていることが多くて、変速調整段階でなんかおかしかったり、しばらくたってから問題になることがあるので、必須チェック項目です。

そして、後輪も振れ取り台へ。。。


ついでに、ディレーラハンガーの固定ネジが締まっているか確認します。

↑意外とネジが緩んでいる場合多くて、ここも要注意ポイントです。

後輪を戻して、7分組みの開始です。

2019/01/08

BB交換

べダルがガタつくとのことで、持ち込まれたGIOSのクロスバイク。
クランクを外してみると、BBが破損。
(BBとは、ボトムブラケットの略で、フロントギアの回転を支える場所です。)


外している間イヤな感じがずーっとしてましたが。。。
はずれたBBが壊れているのはまだいいですが、ネジ山がつぶれています。
BBは、ある程度は手でもするする入っていて、最後を硬く締め付ける感じなので、完全にはずれる時まで固くて、ずっと工具で回す必要があったので、イヤな予感がしていたのですが。。。。

幸い、フレーム側のネジ山は無事のようで、ほっと安心。

こちらのBB、BB-UN100というシマノ製のBBですが、
潰れたネジ山の部分が実は左右ともに樹脂製です。
上位のモデルでは、BB-UN56、BB-UN55というのがありまして、UN56は、左側のが樹脂。UN55は、左右が金属(アルミ)です。

片側だけ樹脂ってのも、よろしくないので、左右金属のBB-UN55に交換です。

スクエア軸は、軸長がいくつか用意されていていますので同じ軸長のBBを使用します。

よく見ると取り外したBBに軸長が122.5mmと記載されていましたが、念のため計ってみると122.9mmでした。分からないBBもここを計れば軸長がわかりますね。


ネジタイプのBBは、3種類ありまして、軸長が7種類。つまり21通りあるって訳です。
当店なような店では、なかなか全種類用意しとくのは難しい~。

下がUN55です。金属製なので右側の縁が、薄くなっているので長さが違うようにも見えます。

装着時には固着防止のため、ネジ山部分にグリスを塗布します。(尚、樹脂のネジ山にはグリスを塗布しません。)

クランクを取り付けたら、無事復活です。(写真を撮り忘れましたー)



 

2019/01/05

自転車のお守り

お正月、初詣に高尾山へ行ってきました。(自転車ではなく。。。)

高尾山にはケーブルカーなどもありますが、徒歩で登りました。
(たるんだ体には、いい刺激でした。。。)
元日、2日を避けて3日に行ったので、やや混みという感じでしょうか。

商売繁盛のお札に加えて、自転車用のお守りを買ってきました。

フレームやシートポストなど太さに合わせて適度に丸みを広げて両面テープで止めます。
ちなみに金と銀の2種類あって、各1,000円でした。

なんと、取り寄せもできるらしいです。。。(汗)
https://www.takaosan.or.jp/jyuyo/omamori.html

2019/01/02

新年明けましておめでとうございます。

新年明けましておめでとうございます。

新年一発目は、クローム。
Google Chromeではなく、バックパックです。

クロームはカメラ用バッグなどもあるみたいですが、自転車用のバッグおもにメッセンジャーバッグのブランドとして有名です。
↑このロゴがカッコイイ!

昨年末にROSTOVというバッグを使い出しました。これはメッセンジャーバッグというよりもリュックです。
クロームの綴りはグーグルのクローム全く同じChrome。なので、バッグ、シューズなどを付けないとグーグルで検索しても探すことはとても難しいです。(笑)


カギを入れる所や財布を入れる所など、カバンを変えてからすこし混乱していたのですが、1か月ほど経って、このところやっと落ち着いてきた感じです。

前のリュックに付いていた(蓋というか)フラップみたいなものが無くて、直接ジッパーをがばっと開けるタイプで、とても使いやすいです。(ジッパーは防水ジッパーで中に雨水が入るのを防いでくれます。)
以前使っていたリュックは16Lで、23Lに容量アップしたのですが、大きくなったのにポケットが減って混乱したため、バッグインバッグを新調しました。
以前使っていたバッグインバッグを縦型のタイプにして、減ったポケットの違和感を修正しています。(適当にぽちったので、バッグインバッグの中にもPCが入れらるポケットがあって、ちょっとこのクッションポケットは余計だな~と思いつつ使っています。(汗))


私はPCを結構持ち歩くタイプなんですが、背中にフィットする感じで、PC入れた時の”重っ!”という感じがないです。さらに自転車に乗った時にフィット感が高まる感じがさすがと思う感じです。
多分肩の部分の↓この部分がベルトや紐じゃない形状が片全体に重さが分散されているように思います。


さらにフィット感を高めたいときは、胸のベルトを繋ぎます。
金具に引っ掛けるような感じで繋ぐので、少し頑張れば片手でも可能です。


それでは、今年もよろしくお願いします。