親切丁寧、良心的なサービスをモットーに日々努力させて頂いております。

2017/12/21

GARMIN Edge520JのMAP機能

GARMIN Edgeシリーズは、GARMINのサイクルコンピューターのシリーズで、現在、1030J,820J,520J,25Jの4モデル。

小生のモデルは、520Jなのですが、スマホもあるしね、ナビゲーションいるの?
ということで。。。(実は、値段が違うからという理由か。。。)

でも、いろいろいじっていると、ナビゲーションはできないと思っていたのに、何か地図が表示されではないですか!

表示を切り替えると、なにらや地図のような画面。
(衛星ロストの表示は、店内でいじっているからで、気にしないで下さい。)

横浜って書いてありますけど、どこが陸地なのかすらよく解んないです。

縮尺の変更ができて、ズームアウトしていくと。。。。

なんと、東京湾が登場。。。
超プアな地図。日本のどの辺にいるか分かる程度。。。。
地名が表示されているあたり、余計むかつく。

Edgeシリーズは、全てGPS対応で、衛星みちびきやGLONASS(ロシアの衛星)にも対応しているので、位置情報はかなり正確なはず。
せっかく位置情報はちゃんとしているのに、マップがプアなので、悲しい結果になっている。特に520Jは上位の820Jとほぼ同じサイズの画面なのでことさら残念だ。
色々調べてみると、520Jの内蔵メモリサイズが小さくて、詳細なマップを乗っける余裕がないからしい。

ところがところが、これを解決方法がある情報を入手!!
地域単位に地図を分割して、詳細版のマップが有志によって作成されているのです。
そういえば、昔のカーナビは、地域ごとにマップがありましたね。

520JはUSB経由でPCと接続すると、PCからUSBメモリみたいに、520J内のシステムファイルが見られます。
ここで、マップとして使用されているファイルを詳細のマップに置き換えるだけで、詳細な地図が表示されるようになるのです。

やり方は、GARMIN OSMなどでググってみてください。(OSM:Open Street Map)
ただし、GARMIN公認ということではないので、あくまで自己責任の上行ってください。事前のファイルバックアップは必須です。(これらのPCから見えるファイルは、520Jを動かしているシステムファイルですので、削除したりすると壊れてしまうはず。。。)

で、マップを置き換えた結果です。

なんと道路が表示され、コンビニのマークが表示されてます。
コンビニ探しとか便利ですね。
レースのコースとかを取り込んで、ナビゲーション的な使い方もできそうな気がしてきまました。(道のない地図上にコースが表示されても意味ないですからね~)

2017/12/11

レッツ、ワークアウト!

ワークアウトってなんでしょう?
Garminのサイコンにメニューとして出てきます。
ワークアウトって言葉を調べるとトレーニングと出ていて、
単純にワークアウト=トレーニングと考えれば間違いないみたいなんですが。。。

メニューから機能を選択すると、
トレーニング→ワークアウトって順に選ぶんです。。。
(英語表示にしてもTraining->workouts となっていました。)
トレーニング関連→ワークアウトてな感じと捉えればしっくりきますかね。
メニューの文字数制限や同じメニューがあるとおかしいとかでこうなっているのかな~。

色々調べてみると、英語圏ではワークアウトって言うのが一般的で、
trainingは訓練、workoutは練習、workoutの方が自己啓発的な意味合いがあるようです。

前置きが長かったですね。
私はコテコテの日本人なので、ワークアウトって言われるとちょっとイラッとしちゃって、少し調べてみたという次第。

さっそくGarminでワークアウトを見てみましょう。

トレーニングメニューからワークアウトを選択。
試しに作っておいたワークアウトメニュー「朝練」が表示されておりますが、
これを選択して、朝練のステップを確認してみましょう。

あとで説明しますが、複数のワークアウトを用意しておいて、目的に応じて使い分けるなんてことができます。

朝練というタイトルのステップは3ステップ。

ウォームアップ→トレーニング20分→クールダウン
というきわめてシンプルなメニューですが、ステップをいろいろと変えることができて、
距離やスピード、ケイデンスといったサイコンのセンサーから受信できる情報でステップを変更したり、ステップ自体を増やしたりすることが出来るんですが、公道で使用すると、信号待ちとかあるので、一定の速度やケイデンスなんかは現実的ではないので、時間か距離のステップが主となりますが、トレーナなどで使用する場合だと、最初の10分は25km/hぐらいで慣らし走行、次に10分40km/hの高速走行、3分20km/hで呼吸を整え、これを3回繰り返す。。。。なんてこともできます。

実は、昔のガーミンでも、同じようなことはできましたが、サイコン上でピコピコやらねばならなかったのです。最新Garminでは、スマホやPC上でワークアウトが作成できるようになって使い勝手向上しております。

以下はandroid版の画面ですが、Garmin ConnectGarmin Connect Mobileといって、(iOS,Windows版もあります。)Garminとスマホを接続して、スマホ上で走った距離を見たりすることができます。
※追加補足:Garmin Connect は、PCからブラウザでみるサイトのこと、スマホアプリは、Connect Mobile というようです。Garmin Connectも面白いです、520Jはナビ機能が無いのですが、GPSが付いていて、いつどこを走ったのかこのConnectの画面で見ることができます。GPSは高精度のみちびき衛星対応ですので、精度の高いGPSロガーとして使えます。

今度は、Connectアプリからワークアウトを見てみましょう。

メニューからワークアウトを選択すると、ワークアウト「朝練」が出てきました。

「朝練」をタップすると。。。

Garmin上で確認したステップが表示されました。さすがに見やすい。
このウォームアップ、バイク、クールダウンの3ステップは、新たにワークアウトを作成すると、最初にこの3つが追加されます。

右上に縦に3つの点がありますが、こちらをタップして、ワークアウトの編集をタップすると、選択したワークアウト内のステップの編集ができるようになります。

上記の3つのステップをベースに新たなステップを追加したり、各ステップの設定を変更して、独自のワークアウトメニューが出来上がります。(編集後、右上のSAVEをタップします。)

編集が終わったら、右上のスマホに矢印のようなアイコンをタップすると、サイコンに転送されるってわけです。
(サイコンとスマホ/PC間は、Bluetoothで接続されます。ペアリングはPCの場合、規格が複数あって、スマホの方がトラブル少ないようですが、一度接続してしまえば、双方スイッチが入っていれば勝手に接続されるようです。)


2017/12/01

CycleOps Hammer

CycleOps Hammer サイクルオプス ハマー
スマートトレーナです。
あれ?車のハマーとは違うのかなとちょっと調べると。。
Hammer:金づち,ハンマー,鉄槌。
(ちなみに、車のハマーの綴りは、Hummerでした。)
おっと、ハンマーじゃん。
まー確かに、ハンマーってもう日本語になっちゃって、ちょっと間抜けかな。
やっぱ呼び名はハマーがいいね。(正規代理店もハマーとしてます。)

このたび、お客様がリハビリ用にサイクルトレーナーをということで、お客様宅にハマーを納品・セットアップ、Zwiftとの動作も確認してきました。
お客様は病気の後遺症で半身麻痺で、医者には一生車椅子を覚悟と言われたとのことですが、若干ぎこちなさはありましたが、歩けておりましたし、自転車も乗れるのではと考えるようになってきたとのことです。
これは、ハマーとZwiftできっと自転車が乗れるようになりますね。その時はまたいろいろご相談に乗らせてもらいます。

さて、当店には、この下位機種のマグナスが置いてあるのですが、マグナスは、自転車をそのままセットして、タイヤがローラーを回すタイプ。このハマーは、いわるゆダイレクトドライブといいまして、静音性にすぐれ、タイヤが摩耗することもない優れもの。

展示会などでは何度も見てはいるのですが、普通の家の中で見たら、省スペースであることを再発見しました。後輪を外すしていることもあり、横への張り出しが少なくて、かなり狭いスペースでも設置できます。
また、やっぱり静かってことを再認識。ダンシングするような激しいこぎ方をしなければ、下に敷くマットなんかもいらないかもしれません。

で、軽く回して、ペダルを止めると、フリーのラチェット音がジーって鳴ってます。これが意外といい音しててやる気出ますね。

最後に、
スマートトレーナーは、外部の信号により負荷が変わる優れもの。Zwiftの場合、画面上の路面に応じた負荷が発生するもので、部屋の中でレースに参加することもできますよ。
当店でも体験することができますが、常々思っていることが一つあります。

それは、「風が無い!」ということなんですよね。

どなたか、スピードに応じて風量が変わるような扇風機を作ってください。(ぜひぜひ)

2017/11/24

GARMIN Edge520J

サイクルコンピュータ(通称サイコン)GARMIN Edge520J です。


こっちは、Edge705J。

スピードが異常な値を表示するようになってしまいました。
平均ケイデンス62で、平均速度94.1km最高速度236kmって。。。(涙)

並べてみると、画面はほぼ同サイズ。

現在のGARMINのEdgeシリーズは、1030,820J,520J,25Jの4モデル。
705Jは、ナビゲーションもできるトップモデルだったんですが、
ナビ表示よりも、いろんな値を表示させる画面が好きで、
そんじゃ、520Jでいいんじゃないかということで、520Jにすることにしました。

520Jは、画面へ表示する項目数が最大10項目。もっと文字を大きく表示したい場合は、
表示項目数を減らせば大きなフォントで見やすくなります。
見たい項目も見たい位置に表示させられて、この辺りは、705Jもおなじ。

520Jと820Jは、1万円の価格差がありますが、ざっくり言うと、820Jはナビ付きで、タッチパネル。520Jは本体の側面についているボタンで操作するのですが、慣れないと少しイラっとするかも。でも、タッチパネルも年取ってくるとね、反応鈍くなったりするんですよね。。。そこは、確実に押せるスイッチの方が、慣れると早いのかも。。

520Jの販売形態として、本体のみと、セットモデルがあります。無難なセットモデルを選択したのですが、705Jに付属していたセンサーがそのまま使えたので、本体のみで全く問題無かったようです。したがってまだ旧センサーでしか使っていませんが、そのうち、新/旧センサーの違いなんかもアップできるかな。
また、固定用のアダプタはハンドル固定用1つと、ステムなどに直接つけるアダプタ2つが付いています。これは本体のみのモデルにも付いています。

固定用のゴムバンドが沢山ついているなーと思っていたら、
↓たすき掛けでこんな風に2本使用するのです。で、長いのと短いのが付いていたと言う訳。

1本だけでもわりと固定されてますので、もしバンドが切れても、同時に切れることは稀と考えると、はずれて飛んでくなんてことは無さそうです。

尚、昔のアダプターは、↓こんな感じで、左側のリリースするときのレバーが使っている内に折れちゃうんですよ~。ただし、こちらは結束バンドで固定なので、しっかり感は旧タイプの方が上ですかね~。

今使っているこのアダプターが折れたら多分ヤフオクなんかで探すしかないかも。。。。

で、520Jの新しい接合部分は、丸くなっていて。。。


横にして。。。


90度回すと、カチンとはまります。(これだと折れる部分が無いかもしれません。)

シンプルな取付けで、さらに90度回すと外れて、そのままさらに90度回すと、逆向きに固定されちゃいます。(必要ないけどね。)また、回す向きもありませんので、逆にひねって壊しちゃうこともありません。

520Jですが、スマホと連動したり、スマートトレーナと連動することもできるのです。
当店ではzwiftを使用したスマートトレーナの試乗環境を常設してますが、近いうちにGARMIN+スマートトレーナのみの動作も検証してみたいと思います。

2017/11/15

電動アシスト自転車のスイッチ交換

10月は雨が記録的に多かったようで、東京は15日連続降水だったようですが、
今流行りの電動アシスト自転車は、故障が多く発生しました。

故障個所は電源コントロールのスイッチでした。
交換したスイッチです。(この部品、意外と高い!)

B社が特にダメだったということじゃないのですが、
比較的綺麗な状態で壊れてたので、中はどうなっているのか分解してみました。

ネジもなくって、無理やり剥がしてやっと開きました。
この時点で、はめ合わせの部分はガタガタになっちゃいましたので、
中の基盤を交換とか部分的な修理は想定されてないようですね。

基板上の右下のICが白っぽく汚れています。

基盤の下も水が溜まってたような跡が。。。。


どこから水が浸入しているのかとよく見ていくと。。。


ありました。
表の表示&スイッチ部分ですが、プラスチックのパネルが張り付けてある構造。

こんな風にペロンと剥がれます。(これも無理やり剥がしてます。)

なにやら、汚れがついていて、雨水の通った跡ですな。

張ってあるプラのシートがカーブ面に沿って貼ってあるので、
接着が弱いと浮いて隙間ができちゃうんですね。

15日連続雨の日なんて想定外かもしれませんが。。。
接着方法を見直すか、形状を変えた方がよさそうです。

ここのスイッチ部分は、何度も何度も押す部分なので、経年でヒビワレてくることもあります。水が入っても大丈夫ぐらいにしといて欲しいものです。




2017/11/13

Pedal Note

ペダルノートです。

何かというと、GPSピーコン。
なんと、2,000円(税別)という破格。
実測で、直径3cm、厚さ7mmなので、サドルバックとかサドルの裏に貼る等しておくと、My自転車が今どこにあるのかわかっちゃうというシロモノです。

他にお金かかるんでしょ?
そう、盗難補償のプランがいくつかあります。
無料のプランから、ベーシック、アドバンス、プレミアムとあります。
ペーシックプランは300円/月、アドバンスは700/月と微妙な金額ですが、補償内容を吟味してからって感じ。

とりあえず、ビーコン買って、無料プランで自車の現在地がわかるのです。

で、使用レポートしようかと思ったら。。。

なんと、アプリがiOSのみ。。(小生は、androidオーナーなんです。。)
がっくりしているところ、Android版が、12月にリリースとの吉報を得ました!!
もう少しの我慢です。ペダルノートのサイトも今一つ解りにくくて(汗)、使い勝手をお伝えすることができません。(涙)

GPSなので、地下や車に入れたりしたら、電波は途絶えてしまいますし、盗まれたりしないと、ありがたみがあまり出てこないという類の物なんですが。。。。
自転車で出かけて、ちょっと食事なんてことありますが、盗難も流行っていて、店内から見えてないと結構心配ですよね。当然鍵を掛けるのは必須ですが、店内でスマホから自車位置を確認出来るのは、嬉しいです。ゆっくりコーヒー飲めますもん。

2,000円だったら、ママチャリに付けてもいいですよね。
個人所有の自転車はもちろん、レンタサイクルや業務用の自転車なんかも利用用途あるかもしれません。ツールド東北でレースでの利用実績もあって、ツーリング等で、仲間がどこにいるのか何かも知ることができるのでしょうかね、便利そう。このあたりはアプリ次第なので、今なくても今後追加される可能性もありますしね。ただ、何でもかんでも見えちゃうとまずいので、そのあたりうまい線引き必要ですね。と、期待は膨らむばかり。。。

ということで、残念ながら、使用レポートはもう少し先ですが、ガジェット好きな人には、うけると思うんですけどね~。

2017/11/03

ワンタッチポンプ

パナレーサーからワンタッチポンプなるものがでております。
一般的な仏式のポンプの金口は、バルブを押し込んでレバーを倒すと金口がバルブを咥える感じですよね。
レバーが割と硬いので、金口を取り付けるときや外すときにバルブに変な方向に力が加わらないように注意しながら操作する必要があります。レバーに指を挟むのはわりとありがちで、意外と痛い。(ロードバイク初心者あるあるかな?)
また、この反動で仏式の先端を折っちゃう人もいたりします。

で、↓これ、店頭に置いてある、当店のポンプですが、
金口のバルブの咥えっぷりが甘くなってきて、高圧になると取れちゃうこともしばしばで、何とかしようと思っていたところ。


これまでの金口はこれ、仏式/米式関係なく、突っ込んでレバーを倒すって感じ。


今回、新型のワンタッチポンプの金口が付きそうじゃないかな~と思って、
ワンタッチポンプの保守用の金口のみを取り寄せてみましたが。。。。


あっさりと取付完了。

こういう互換性は大事ですね。うれしい。
パナのポンプもう少しホースが細いタイプがあって、こちらには付かない様です。

ワンタッチポンプの使い方ですが、青い方が仏式、反対の赤い方は米式で、
下記は仏式バルブの場合です。
青い方にバルブを入れて、金口をそのまま押し込む。


すると、反対側の赤い方が少し飛び出る感じです。
これでロック状態。簡単です。


取外しは、飛び出た赤い方の金口を押すと、これまた簡単にはずれます。

従来のタイプだと、さっさと抜かないと、プシュプシュとエアーが漏れちゃったり、引っ張った反動で、フレームを叩いちゃったり。。。

ただし、英式は、やっぱりこのトンボが必要で、米式側に取り付けます。

ちなみに、パナの標準に付属しているトンボは、樹脂製のやつですが、当店のはスチール製。
こっちの方が、かっちり挟むことができる気がしております。(気のせいかも。)


2017/10/31

クロスバイクの前カゴ

クロスバイクのスタンドって片足スタンドがほとんど、これに前かごを付けるとフロントヘビーとなって、駐輪時等でハンドルが重さでクルンとなって倒れやすくなるので、カゴを付けるのはあまり気が進まないのですが、カゴがあるとやっぱり便利です。
せっかくなら、ちょっとおしゃれなカゴをと色々物色してみましたが、ちょっとしゃれた感じになると、意外と高いんですよね。

今回、昭和インダストリーから出たカゴを取り寄せて取り付けてみました。

カゴの底に木が取り付けてあって、なかなかいいです。

取り付けは、Vブレーキの台座と、泥除け等用にあいているヘッド下の穴を使用して固定します。


カゴの基本的な取付は、カゴの底ができるだけ地面と水平にするといいのですが、その調整用として、カゴ下のステー長を調整する『金具』も付いていましたが、今回は使用せずにジャストサイズ。


カゴは、自転車によって付いたり付かなかったりしますので、要注意です。

このカゴですが、フレームがスチール製で、底板もナット止めとなっていますので、傷んできたら、底板をはずして再塗装なんてことも割と簡単にできますね。

2017/10/23

HILMO part2

HILMOのハブで20インチ(451)ホイールを組みました。

このぐらいの長さのスポークは一般的に流通していないので、
カットして個別に作る必要があります。
 ハブダイナモが元のハブよりも大きい為、当然スポークは短くなりますよね。 この長さを割り出すために、リムの径や、ハブのスポーク穴が開いている部分の直径などを実測して、スポークの長さを割り出します。ざっくり言うと直角三角形の斜めの部分の線の長さを計算することになるのですが、スポークは単純にハブとリムの最短距離となっていませんから、かなりめんどくさい。
実際は、実測した各値を入れると計算してくれるウェブサイトや、Excelなどが出回っていますので、じつは、計算式を考えることはありません。
計測のコツは、スポーク方向の計測値は、スポークの長さに高い割合で影響しますので、念入りに測ることが必要です。(どちらも正確であるに越したことはありませんが。。。)

このHILMOシリーズ、以前のハブダイナモと規格が変わっており(多分LED専用ということでダイナモの発電のワット数が小さくなっています)、コネクター形状が違います。あえて変えたということなのでしょうが、ちょっとコネクタ部分が大きいです。

見にくいですが、左がカゴ下に付けるタイプのライト、右が今回使ったブレーキ穴等への固定用タイプ。前者は、コネクターが既に結線されていますが、後者は、コネクターが外れた状態となっています。
後者の方が外れているのは、線を通したりする為とのことですが、なぜカゴ下のライトは結線されているのか???理解に苦しみます。
まあでも、マイナスドライバーなどでちょっと爪を外せば外れますので、ちょうどいい長さにしてカットすることは可能です。

コネクタを取り付けるには、コードを少し長めに切断してからコードの被覆をはぎ取り、銅線部分をはさみ込む感じでコネクタの蓋を閉じます。(2本を同時にうまく挟まないとダメなので、少しイラっとします。これは、改善版が出る可能性ありますな。)

たた、今回、少し短くしすぎた。。。。。
コネクタを挿すときにちょっと余裕が無さ過ぎて、嵌めにくい感じになっちゃった。
細かいことだけど、導線が2芯なのでフレームに綺麗に這わせるのが意外とめんどくさい。で、実際に線を這わせてみたら、少しショート気味になっちゃった。
ケースバイケースだとは思いますが、長めにしておいて、目立たないところで、たるみをとるようなことをした方がよろしいかもしれません。

このHILMOですが、メインターゲットは、通勤通学用に使われているクロスバイクですが、一見、手持ちの前輪を使って改装するのが、ベストのような感じもしますが、そのホイールによってスポークの本数も違うので、手ごろなリムを使って、即交換で使用できるようにするのがいいような気もします。HILMOの続編をお楽しみに。





2017/10/17

Calamita due+

Calamita due+
Calamita=カラミータとは、磁石の意味とのこと。
スチールフレームを惹きつけるのは磁石ということでのネーミングだそうです。
アンドゥトロワのdueは2。ということで、Calamita due+とは、カラミータ2の進化系ということかな。


第一印象、ブルーのメタリックがとてもきれいなんですよ~。
(個人的に、自転車は見た目8割と思ってます。)
Soraをメインコンポーネントにして、コロンバスのチューブを使用してます。
シートステーが緩やかにカーブしており、これがなかなか決まっています。
シートステーは主に後輪からの突き上げを支えていますが、ここがカーブしていると振動吸収に一役買って、クロモリならではのバネの特性が行かされる感じですね。
オマケに、フォークがカーボンフォークとなっており、乗り心地や軽量化にも一役買っています。(オマケというのは失礼ですね。)
重量はペダル抜きで9.3kgということで、カーボンバイク級。
パーツを見直していけば、さらなる軽量化も。。。。

メーカー曰く、フレームは頑張った。コンポは控えめのSora。乗ってみて気になってきたらコンポをグレードアップしたりすることもできるようにとのこと。

これで、標準価格125,000円(税別)ですから、お買い得です。

2017/10/16

HILMO

HILMO=ヒルモ。
シマノが最近力を入れているハブダイナモ。(とそのライト)
なんか、携帯のdocomoが登場した時を思い出す。(古いな。。。)
ドコモってさ、どこでもってことでしょ。ダジャレじゃん!よくそんなの会社名にするな。って思ってたけど、普通になりましたね。

で、ヒルモって、デイライト(昼間点灯(ちゅうかんてんとう))を意味したもので、昼間もライトをつけた方が安全性が向上するということみたいで、欧米(?)では、一般化されてきているらしいです。日本でも割と昼間も付けているバイクを見かけませんか?



HILMOの実態は、新規格のハブダイナモとライトのことです。これまでのハブダイナモは電球を点けるための規格だったのをLEDライトを前提に、発電ワット数を下げて、発電のフリクションを下げた。(これは私なりの勝手な解釈で、積層構造の発電ユニットによって、発電効率がアップしたために発電抵抗は1/2になったとのことです。)
これに加えて、ハブが少しスリムになってます。
ライトは、前述のデイライトをスローガンに、明暗センサーとスイッチを無くした!
まあスイッチといっても明暗センサーを塞ぐだけの蓋に過ぎませんが。。。
部品は少ない方が、故障は減るし、開発原価も下がるということ。

ハブダイナモというと、シティ車(ママチャリなど)の比較的高級車に付いていますが、これをスポーツ車(特にクロスバイク等)に付けていこうというのが、シマノの野望のようです。

さっそく、私のミニベロにライトを付けてみました。

このライト意外といいでしょう!

ブレーキの固定ボルトの間に挟みましたが、ヘッドパーツと干渉しちゃって、結局ワッシャーをいれて固定しました。

ワッシャーをかますとブレーキ自体が少し前に出るので、ブレーキシューの位置を再度調整しないといけません。つまりブレーキシューの位置を下げることになるんですが、自転車によっては、それ以上下げられない場合もあります。また、ブレーキがVブレーキの場合、単に穴が空いているだけの自転車が多くあると思いますが、この場合は、取付に適したボルトを探す必要がありますし、穴が開いていない場合もあります。
趣味で自転車をいじっている分には、楽しい迷いですが、自転車屋としてはね。。。
この部分に取付できない場合は、ハンドル等に付けるタイプを選択する必要があります。

ところで、このハブダイナモ、ホイールのサイズが20~24インチ用と24~28インチ用があり、タイヤ径が小さいと平均の回転数は上がるわけで、その辺も調整されているようです。そういえば、今まで小径車用のハブダイナモなんてありましたっけ?(記憶なし!)

ということで、ライトは何とか良さげに付いたので、小径用のハブダイナモを使ってホイールを組み立ててみようと思います。