ディレーラーハンガー、リアディレーラーハンガー、リアハンガー、ハンガー、ギアハンガー
呼ぶ人によって少しずつ違いますが…
↑後ろの変速機(ディレーラ)とフレームを繋いでいる金具です。(黒い金具)
クロモリ(スチール)のフレームだと普通は一体型です。
転倒するとリアディレーラをぶつけて、ぶつけ方によっては、ここが内側に曲がってしまいます。クロモリフレームだと、「えいっ!」と戻せば(できれば自転車屋さんにやってもらいましょう。笑)何とかなることが多いのですが、アルミのフレームやカーボンフレームだとそうはいきません。(場合によっては、ポキッっと折れます。)よって、この部分を交換可能な部品にして、(たぶん)フレームより柔らかい材質のものが使われます。フレームに影響を与えないためですね。
また、少し曲がった(ありがちな、変速がなんか変な)状態で走り続けると、大抵は内側に曲がっていますので、ホイールに巻き込んでディレーラもろともハンガーは折れて、結構ひどい状態になります。
この場合、フレームは助かったということになるのですが、このハンガーはフレームの一部の部品で、共通的な部品じゃありません。メーカーによっても年式や型式によって形が違って、もうカオスとしか言いようがありません。
また、自転車屋としても、取り扱っていないメーカーのハンガーを交換したくても、部品が取り寄せられないのです。
私の愛車は、2006年式のキャノンデールロードウォーリアー(ネオクラシックというか骨董品の部類に入りつつあります)で、そろそろ予備のハンガーを手に入れておきたくて、うずうずしていたのですが…