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2016/11/24

バーテープ巻き

本日は、11月24日。
11月としては54年ぶりの雪とのことで。。。
(※暇なんでしょ?との声が聞こえそうですが、やることはいろいろ。。。。(笑))

ドロップハンドルの自転車を買って(乗り方にもよりますが)2年ぐらいでしょうか?バーテープ巻きに挑戦してみてはいかがでしょうか?
自分でやってみると愛着も沸いてきます。

【用意するモノ】
・バーテープ
・ハサミ
・ビニールテープ
・洗濯ばさみ(物干しざおをはさむタイプのもの)
・マスキングテープ等、パーツクリーナ等

【準備】
まず、作業をする自転車周辺の床を雑巾等で綺麗にしましょう。
手をよく洗い、汚れ、油を取っておきましょう。
(すぐに汚れちゃうものといえばそうですが、
巻いたばかりの白いバーテープの具合を確かめるのに汚れた手で握ってしまい、手形が付いちゃった経験がありますので。。。)

バーテープは裏に両面テープが貼られているタイプのものは、一旦剥離紙を全部もしくは半分ぐらいまでとって巻きなおしてください。


ハンドルにブレーキ、シフト等のバーテープの下に巻き込むものはしっかりハンドルに沿わせて、ビニールテープできつめに巻いて固定します。

下記は、新車へのバーテープ巻きなのですが、交換の時は交換するバーテープを外すと同じような感じで固定されていると思いますが、ビニールテープが古くなってくるとベタベタになってきますので、ビニールテープも巻きなおしましょう。
(ベタベタが残った場合は、パーツクリーナー等で落とします。ひどい部分は、消しゴムでごしごしやると落ちます。)

バーテープをどこまで巻くのか、を決めて、目印(写真では、マスキングテープを貼ってます)


上の写真に載っているメジャーは、100均で買ったメジャーを2つつなげたものなんですが、
ハンドルのセンターなど確認するのに便利です。


バーテープを巻く前に、エンドキャップをハンドルに入れてみます。
バーエンドは、バーテープを挟み込むようにエンドキャップを止めるのですが、
この入り具合をみて、挟み込む部分をどのぐらいにするのか、考えてください。
(下記の写真は、何もない状態で、軽く推しただけでは最後まで入りません。このような場合は、挟み込む部分は少し短めにするのですが、結局ウレタンをはさんでハンマーで叩き込むことになりました。)


付属の隠しテープをブレーキレバーのカバーをめくって洗濯ばさみで止めます。
後で余分な部分をカットしますので、ブレーキレバーを固定する金具が十分に隠れて、隠しテープがブレーキレバーのカバーの下になるように仮止めします。

隠しテープを使わずに、たすき掛けのように巻くやり方もありますが、細めに巻けるので、隠しテープを使用しています。


【巻く!】
バーテープは基本的に内巻き(右側は反時計回り、左側は時計回り)に巻いていきます。
少し巻いたら、洗濯ばさみで止めておいて、エンドキャップをハメます。
うまくはまらない、ぶかぶか等は、巻きなおしても大丈夫です。
キャップが緩すぎる場合は、キャップ側にビニールテープを巻くのもありです。)

バーテープは、基本的に巻き直しができます。
ハンドルの曲がった部分、レバーの周辺など少しずつ巻くのをとめて、綺麗に巻けているか確認しながら巻けば、誰にでも巻けるものなのです。


レバーの付け根の三角の部分は、隠しテープです。


綺麗に隠れるのが確認できたら、カバーをめくって余分な隠しテープをカットしましょう。


バーテープの最後は、最初につけた印に対して真っすぐになるように、バーテープをカットします。
引っ張りながら切ると曲がってしまいますので、引っ張る力を少し緩めてカットします。
目印にペンなどで線を引いてから切るのもいいかと思います。


切ったテープに沿って、ビニールテープを巻きます。
2巻きぐらいしたら、終端がハンドルの下にくるようにカットします。


バーテープに飾りテープが付いているのですが、このテープ何故か例外なくスグにはがれてしまうのです。
このため、飾りテープを使用しないお店もあるみたいですが、
せっかく付いているので、当店では半田ごてで少し溶かして癒着させています。
(下の写真、判りますか?)


こんな記事を書いていると、初めて自分の自転車のバーテープを巻いた時を思い出します。懐かしい~

判りにくいという方は、一度動画でみるといいかもしれません。(英語ですが、おっちゃんいい仕事してます。飾りテープの末端処理について、こちらの動画のアイデアを拝借しました。)
ParkTools How to Wrap Handlebars for Road Bikes

【補足】
↑このリンクのパークのバーテープ巻きのハウツーですが、一般的な内巻きではなく、下バーを外巻き、上バーを内巻きにしています。(レバーの部分で巻き方をあえて切り替えています。)

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