チェーンはシマノ
これは誰の言葉?
シマノのチェーンは、コストパフォーマンス非常に高いと思います。
シマノのコンポなら、シマノのチェーン使っとけば間違いないですが。。。
KMCなんて選択もあったりします。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjeQXiC2L3l7lYBoYPWgpp7RdclAJy0Yn5zdWU-vujoPdhzk8TSpeyvGtL9F6awmiIle6aBWvID2DCkhFtQT1jdD4RxqXhGoU4aNJBCLT2D1RaD8oAsjTmgm-9EZbRGFed41ced9Npd9w/s320/DSCF2553.jpg)
交換するチェーンですがKMCの Z7です。7・8速用のチェーンです。
このKMCのチェーンカラーチェーンで5種類ぐらい色がありますが、特にシルバーが綺麗で、カラーチェーンというより、シルバーのチェーンとしてこの色を置いております。
で、パッケージを開けますが、チェーンはグリスでベトベトです。
灯油に付けてじゃぶじゃぶとする方もいるようですが、
チェーン内部のグリスが無くなって良くないとの説もあり、
当店ではパーツクリーナーをウエスに付けて側面のグリスのみを拭き取ります。
片面拭いたら、さっとひっくり返してもう片面拭き取ります。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhRr_brg2gHil7O5NiBWbKuxUh6WhoMLCOW79uteCIxok6ZUCcw7puXJ2wEZ6ZO1WN-LdmnOT-d_PTlR0JMACZErUJE25GHs379XRzm1TjlEfv41en-iyDlVRHibD8TVe7YcnQZZlnp1A/s320/DSCF2559.jpg)
特に、シマノの11sチェーンあたりは、特殊なコーティングがされており、
今のところ、パーツクリーナも無しでウエスで拭くぐらいにしとくのが良さそうで、このあたりはもっか試行錯誤中です。
ところでこれは、何でしょう?
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiXuadCIi8XsDPzDXQjSS2cci05O0dZfL67QXzuylieLHJcN4zeCmJTr9aoo4kVRrqLfz-jy8zsR8kTnVLs41a0u6r2DMg5LEBrXRu2XNEXQPCiwbAXRbIY7EPApZTU0B85Qyw5ycQSpQ/s320/DSCF2575.jpg)
チェーンフィクサーというらしいですが。。。
こんな風に使います。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj5xNlDe6Qv37dMcmcfoE1rg7YacW3XcDRKCvgyQAhJbX3eYeD1kguQk_j1Y5CN8lA806WMcBgQ0zk0mYGQpboRJp7QVzrXwJJQ_-1GtZZLkip4-EML-gPH_zqNZ-2vCnQ0YQXj9SxRog/s320/DSCF2560.jpg)
チェーンを切ったり繋いだりするときに、チェーンにテンションがかかっていると良くないので、一般的にはフロントギア側のチェーンを外したりしますが、このツールがあれば、チェーンを外す必要が無いのでとても便利です。
当店では、折れたスポークなどを曲げてお手製の物もあります。
そんなに高いツールではないので、必要な方は、製品を買うことをお勧めします。(笑)
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgZCUl_bWnbc2WijNi84okRZyM4FM2y3SKK__y-oWvMRgoR741NY3r5QvR-jwGp1bI5lMJ8li4cUkM8gX7_74j2zzIvHlZg89HPSZyTyUFELBUO8G2mSDVt5PrlJfesMtk1TIlYOG8Ctw/s320/DSCF2576.jpg)
このツール、チェーンの長さを決めるときもとても役に立ちます。
チェーンの長さを決めるのは、フロントをアウター、リアをローにチェーンをディレーラーを通さずに巻き付けます。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh-JLgCnHUEtGSBEtX3_myyW_4rFI2o3HPLH8m83o7IeQbjKN0bI7vKM05NL5i9GxamWTItHXivlH9Eum2JK2Mizp0lVsqCY70VlnFACxj_daJcnecTZsDk6jQOhIzL7yVHFqCvM0E0_w/s320/DSCF2563.jpg)
このときに、一周+2リンクが適正な長さということです。
つまり、最大のギアの組み合わせに必要なチェーンの長さに2リンク分増やせば、適正なチェーンの長さとなるということです。
(「そんなに短くていいの?」と思いませんか?私は最初はそう思いました。)
で、先ほどのツールを使って、チェーンを貼った状態で、+2リンクの位置を探します。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEisArBa9GtORdkVJoAQdPIjcZmUrN1zHS8uDi4r7IogUp13vsf9b7GFQowmXuyVp-5cL0RWCRKlFJnusMENUlUn2o48iE940Ty_mWDvXEYVbuRv1NtL2nC45wJ0nLH02ygN4wyqax4SfA/s320/DSCF2564.jpg)
このとき、チェーンを切っちゃってもいいのですが、私はとりあえずマークを付けておいて、ディレーラーを通してみてから、切っています。
(おっと、もう少し大きなギアだったらこのチェーンでは厳しかったかもしれません。)
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjpSg0Z8hN17O4yV1PZSQvfjCUzv6O-RPM9I50k1YslSqKKzzoBSiVBFqW7D6GYmGux1IF_tKnkRCUa-eMDpRSz8rWpJzHUtApqejRXaK2SNWH_x7qIJDK-44JgBXJVKTcHWRfgMlLP-w/s320/DSCF2565.jpg)
今度は、チェーンをちゃんとディレーラーに通して、フロントはアウター、リアギアはトップにして、プーリーがスプロケットの真下位に来るかを確認して、この状態でカットします。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgagiETlKfQk8sA3ud9foeTfruh4cbZV2ejaeqxikc5LU2Iglsg8GBAyrIWzYLb_u8iVOdAiAu2AW4UH8088V3DFxj54WbSizGkCw7QbNG1eEkGGiMp4zbNcax6_LrinPXcmmePzhjW2Q/s320/DSCF2566.jpg)
このチェーンは、ミッシングリンクが付いている為、マークした位置より1つ短くカットします。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi2MXkBBqzekhzeukGzUTzP5Kfs1o0ZsS7NYsMFVS-8fOCYlN24b3_rN_PFaZ4HxpWZg6HCHxISBhenwTi_ZSgyZRCaW6ygk_3MYH5APZJ-UypaZ6ktRto6Vgt6LkLkGJq_Po8swzudiA/s320/DSCF2567.jpg)
ミッシングリンクとは、↓こんなやつです。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhCUK59gHQrYzHFMVwBfBrvwb6_acykiFrg2ThOEcY-54YnMxNEybTeugK1OIvwfup3vD2xxePRdYXMWuJPSsPIhc_LP1D5V-pnZx3tappK2ZNH53qy_QYYUWdswtCateZB62fTB-DQJw/s320/DSCF2568.jpg)
1リンク分を使いますので、チェーン自体は1リンク短くするのです。
ミッシングリンクをチェーンの左右から挟むように差し込んでチェーンを繋ぎます。
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こんな時も、例のツールは役に立ちます。
ビフォー・アフターです。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjYYjt73hrnyXliG1h2SLjHsWZ8HO0-Ww_ajxAPZkMLe73636D96mGU_fh1SBhryojL88bRM-NR9j4csuuQGcJVRTf0_NnmwfgfDH5D_HhjzhZYpNPiQSdInXPWLocf5WyFFrvBw83LYA/s320/DSCF2570.jpg)
上のシルバーのチェーンに比べて、元のチェーン(下)は、グレー&黄土色って感じです。
尚、このミッシングリンクは、再利用可能(再利用不可のミッシングリンクもあります。)で、チェーンの清掃や、フレーム清掃など必要に応じてチェーンを外すことができて非常に便利です。
上手くやると手でも外せますが、↓こんな工具もあって、外れないミッシングリンクを力づくで外します。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEigfh15iXZfMTmLKSU10EDgnMzZHB3a1jQKJVNveY7HwhVfES7DBBmnivY8cR61HgNabHlbB_4685H-T86mDKjfeOpi6mvYQAiNOZuMIU2rz5i2phsp8B9EGFeBeeHB-MxmtJ3VwZj6KA/s320/DSCF2572.jpg)
【追補】
チェーンに付着したグリースをふき取りましたが、これはチェーン装着時に手がべとべとになって、フレームなどにもグリスが付着することを防ぐものです。最後にチェーンオイルを挿して終了です。チェーンオイルが必要な個所は、チェーンの1コマ1コマを繋いているピンです。ピンにさすことを意識して、最後に余分なオイルを拭きとります。
【追補2】
チェーンの長さの指標を最大チェーン+2コマとしましたが、ビッグプーリーなどへ交換した場合、その通りには行かないと思われますので、交換するプーリーの取説や関連情報を入手されると良いかもしれません。
【追補3】
DuraAceのディーラー用マニュアル(DM-R9150)には、1~3リンクを加えるとありました。セオリーは+2コマということで、チェーンの位置によっては、3コマになることがありますが、1コマも大丈夫な場合があるようです(汗)。RD-R9150の場合、SS,GSの区別がなく、ややロングな感じになっていますので、1コマでも大丈夫な場合があるのかもしれません。(汗)
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