チェーンはシマノ
これは誰の言葉?
シマノのチェーンは、コストパフォーマンス非常に高いと思います。
シマノのコンポなら、シマノのチェーン使っとけば間違いないですが。。。
KMCなんて選択もあったりします。
交換するチェーンですがKMCの Z7です。7・8速用のチェーンです。
このKMCのチェーンカラーチェーンで5種類ぐらい色がありますが、特にシルバーが綺麗で、カラーチェーンというより、シルバーのチェーンとしてこの色を置いております。
で、パッケージを開けますが、チェーンはグリスでベトベトです。
灯油に付けてじゃぶじゃぶとする方もいるようですが、
チェーン内部のグリスが無くなって良くないとの説もあり、
当店ではパーツクリーナーをウエスに付けて側面のグリスのみを拭き取ります。
片面拭いたら、さっとひっくり返してもう片面拭き取ります。
特に、シマノの11sチェーンあたりは、特殊なコーティングがされており、
今のところ、パーツクリーナも無しでウエスで拭くぐらいにしとくのが良さそうで、このあたりはもっか試行錯誤中です。
ところでこれは、何でしょう?
チェーンフィクサーというらしいですが。。。
こんな風に使います。
チェーンを切ったり繋いだりするときに、チェーンにテンションがかかっていると良くないので、一般的にはフロントギア側のチェーンを外したりしますが、このツールがあれば、チェーンを外す必要が無いのでとても便利です。
当店では、折れたスポークなどを曲げてお手製の物もあります。
そんなに高いツールではないので、必要な方は、製品を買うことをお勧めします。(笑)
このツール、チェーンの長さを決めるときもとても役に立ちます。
チェーンの長さを決めるのは、フロントをアウター、リアをローにチェーンをディレーラーを通さずに巻き付けます。
このときに、一周+2リンクが適正な長さということです。
つまり、最大のギアの組み合わせに必要なチェーンの長さに2リンク分増やせば、適正なチェーンの長さとなるということです。
(「そんなに短くていいの?」と思いませんか?私は最初はそう思いました。)
で、先ほどのツールを使って、チェーンを貼った状態で、+2リンクの位置を探します。
このとき、チェーンを切っちゃってもいいのですが、私はとりあえずマークを付けておいて、ディレーラーを通してみてから、切っています。
(おっと、もう少し大きなギアだったらこのチェーンでは厳しかったかもしれません。)
今度は、チェーンをちゃんとディレーラーに通して、フロントはアウター、リアギアはトップにして、プーリーがスプロケットの真下位に来るかを確認して、この状態でカットします。
このチェーンは、ミッシングリンクが付いている為、マークした位置より1つ短くカットします。
ミッシングリンクとは、↓こんなやつです。
1リンク分を使いますので、チェーン自体は1リンク短くするのです。
ミッシングリンクをチェーンの左右から挟むように差し込んでチェーンを繋ぎます。
こんな時も、例のツールは役に立ちます。
ビフォー・アフターです。
上のシルバーのチェーンに比べて、元のチェーン(下)は、グレー&黄土色って感じです。
尚、このミッシングリンクは、再利用可能(再利用不可のミッシングリンクもあります。)で、チェーンの清掃や、フレーム清掃など必要に応じてチェーンを外すことができて非常に便利です。
上手くやると手でも外せますが、↓こんな工具もあって、外れないミッシングリンクを力づくで外します。
【追補】
チェーンに付着したグリースをふき取りましたが、これはチェーン装着時に手がべとべとになって、フレームなどにもグリスが付着することを防ぐものです。最後にチェーンオイルを挿して終了です。チェーンオイルが必要な個所は、チェーンの1コマ1コマを繋いているピンです。ピンにさすことを意識して、最後に余分なオイルを拭きとります。
【追補2】
チェーンの長さの指標を最大チェーン+2コマとしましたが、ビッグプーリーなどへ交換した場合、その通りには行かないと思われますので、交換するプーリーの取説や関連情報を入手されると良いかもしれません。
【追補3】
DuraAceのディーラー用マニュアル(DM-R9150)には、1~3リンクを加えるとありました。セオリーは+2コマということで、チェーンの位置によっては、3コマになることがありますが、1コマも大丈夫な場合があるようです(汗)。RD-R9150の場合、SS,GSの区別がなく、ややロングな感じになっていますので、1コマでも大丈夫な場合があるのかもしれません。(汗)
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