春一番から三番まで吹いたみたいですが、この影響がいろいろ出ているみたい。
こちらは、DAHON(ダホン)といって、折り畳み自転車の分野では有名なブランドです。
トップチューブが緩やかなカーブを描いて、シートステーからリアホイールと続いて、シンプルでいいですね。
初めてこの名前を聞いた時は、ホンダのパクリか?と思った時期もありましたが、
価格帯も数万円から20万円ぐらいするモデルもであります。
(DAHONとは、創業者がドクター・ホーンということからみたいです。)
この自転車、割ときれいな状態なんですが、前輪がゆがんでます。
走ろうとすると、ブレーキに当たってしまって前輪が回転しません。
ここまでいくと、もうリムの交換が必要。
でも、このぐらいのグレードになると、リム交換よりもホイールまるごと交換の方が安くなりますね。
で、本題のOLDですが、
上記のDAHONは、2017年のモデルでここでのOLDはオールドではなく、オーエルディーのこと。Over Locknut Distanceの略です。
自転車のホイールの中心にあるハブのロックナット間の距離のことです。
(つまり、タイヤがハマる部分の幅であって、自転車によって異なるんです。)
これが、色々あって、タイヤのサイズが合えばいいってわけじゃない。
ママチャリの前輪のOLDは94mm、ロードバイクなどは100mmが一般的。
で、DAHONは、74mmと折り畳みを意識してか、スリムなホイールとなります。
上記の写真は、左から、ロード、ママチャリ、そしてDAHONのフロントハブです。
シャフトもみんな違いますね。スポーク穴の数も違うんです。めんどくさ。
ちなみに、後輪のOLDもまた違いますので、うかつにホイールを買うと残念なことになります。ご注意。
ということで、たまに聞かれる「ママチャリにロードの部品を付けて。。。」みたいな質問は、規格が違うので難しいのです。
(上記を読むと、なるほど、6mm広げれば、ロードのハブが付くのか!。。。と思うかもしれませんが。。。まあ6mmだもんね。でも、その先、タイヤ、ブレーキなど、いろいろ難しいと思うんだよな~)
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