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2025/12/12

クリックバルブ!

自転車の空気を入れるところ(バルブ)は、現行3種類。英式、米式、仏式。
それぞれ他の呼び名があり、それぞれ特長があります。

 【英式】
別名:イングリッシュバルブ、ウッズバルブ、ダンロップバルブ
特長:世界的には少数派だけど日本で主流、ママチャリなど。構造的にシンプルで壊れにくいが、弁の部分(いわゆる虫ゴム)が劣化しやすく、エア漏れがおきやすい。
 【米式】
別名:アメリカンバルブ、シュレーダーバルブ
特長:車、バイクと同じ形状。
 【仏式】
別名:フレンチバルブ、プレスタバルブ
特長:細いバルブ形状、ロードバイク等の高圧に適する。市販のホイールは、
バルブ穴が仏式用のホイールが多く、必然的に仏式バルブになることが多い。先端のネジを緩めてからエアーを入れる必要があり、ポンピング中に先端のネジ部分を破損してしまうことがある。 

三者それぞれ特徴があるのですが、新たなバルブの形状が発売され、それがクリックバルブ。
名前の通り、空気入れをバルブに差し込むときに、カチッと音がして、そのままポンピングが開始できます。外すときも同様で、ポンプヘッドの抜き差し時のエアー漏れが少なく、仏式のようなバルブの開け閉めがありません。
既存の仏式バルブのバルブコアを交換することで、クリックバルブとなります。英式、米式用のバルブも発売されるようですが、仏式バルブを置き換えるのが主な使い方でしょう。
ポンプ側のアダプターとクリックバルブのバルブコアのセット、あるいはバルブコアのみの商品展開です。
従来の仏式のポンプでも空気を入れることができますので、バルブコアのみを購入してもOK。ただし、"売り"のカチッとするのは、クリックバルブに対応(ポンプ側のアダプターを使用すればOK)したポンプのみ。

この先、仏式を交換ではなく、クリックバルブのタイプのチューブや、クリックバルブ対応のポンプなども発売される様です。
尚、仏式のバルブでも、バルブコアが外せないタイプのバルブがあり、こちらのバルブには対応しません。



さて、第4のバルブとなり得るのか。


ポンプアダプター付きの内容物

バルブコア 仏式バルブ(左)とクリックバルブ(右)

外見は米式を細型にしたような形状

仏式バルブをクリックバルブに改装!

従来のポンプにポンプアダプターをセット(もう少し奥まで入って欲しい!笑)

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