親切丁寧、良心的なサービスをモットーに日々努力させて頂いております。

2017/01/10

CycleOps MAGNUS その4

MAGNUSの扱い方も少しわかってきましたので、基本的なMAGNUSの脱着の方法をご説明いたします。
特にコツって程のことはありません。
こんなに簡単ですよーっていう記事です。

【取り付けの前に】
取付する自転車の後輪のクイックレリーズを付属のクイックに交換します。
クイックがオール金属製で、MAGNUSにフィットするように作られています。
金属製でぴったりはまれば何でもいいのかもしれませんが、ここは純正としておくのが良さそうです。

【取り付け】
ライザーブロックが置いてある場合は、少しどけておきます。



MAGNUSに自転車の左側のクイックを高さを調整しながら合わせてはめます。

自転車の左側に立ってサドルなどを持って、気持ち、自転車を左側に傾けるような感じで
左側クイックがマグナスに引っかかったままになるようにしておきます。

左側のクイックが引っかかったまま、レバーを後ろ側に倒していきますと、右のクイック側に筒状ものが出てきますので、これと右側のクイックをマグナスに合せて、後輪ホイールとMAGNUSを接続します。


良さそうであれば、最後までレバーを押し倒します。
途中からは、少し力が要ります。


自転車とMAGNUSの接合ができたら、ローラー部分をタイヤに密着させるために、後ろのダイヤルを回していきます。

割と力が要ります。回していくと、ローラーが押し付けられて、タイヤが少しへこんできます。
回していくと、カチッカチッっと音がして、空回りしだしますので、締め付け完了です。

最後に、ACアダプターのプラグを挿入しましょう。

最初から挿していても大丈夫ですが、しばらくほっておくと電源OFFになることがあるようですし、
着けたまま外したりしてると、アダプターのプラグが地面に押し付けられたりしてましたので、
当店では、「セッティング最後にプラグを挿して、取外しの始めにプラグを抜く」ようにしています。

セッティング後のタイヤはこのぐらいローラーがめり込んでます。

初めて取り付けをした人は、結構強く押し付けてる感じがするみたいです。
試しに、緩くしてみると、少し軽く漕げるようになるのですが、負荷が上がった時に滑っちゃいます。


セッティング完了です。
ライザーブロックがあれば前輪を少し持ち上げライザーブロックをセットします。


タイヤは、摩耗が激しくなるようなので、激安タイヤに交換しました。(笑)
【取り外し】
取り付けの逆をやれば、良いですが、念のため。。

プラグを外します。


ローラーの押し付けを黄色のノブを回して戻します。


念のため、ローラーがタイヤから外れたか見てください。

何度かローラーを外したつもりが、まだ少し押し付けてあって、
ホイールを取り外すときに前に飛び出してびっくりすることがありました。(気を付けましょう!)

ホイールを外します。
レバーを起こして前に倒す感じです。


途中から軽くなって、右側が外れますので、サドルを持って途中からゆっくりレバーを倒します。



取外し完了!!


【まとめ】
クイックタイプのホイールであれば、幅広いタイプが使えます。(詳細はこちらから)
700Cのロード、クロスバイクも概ねOKでしょう。26”、27”、29”のMTBなどもできますが、オフロードは再現できませんので(笑)、MTB用にコンテンツなどが充実していく可能性は低いかもしれません。

上位モデル(HAMMER)は、ダイレクトドライブといって、後輪ホイールをはずして、使用するタイプとなります。よって、後輪のギヤ(スプロケ)をトレーナーに取り付けることになり、シマノ製に対応となっていますので、今のところカンパはサポートされていません。←MAGNUSであれば、シマノ、カンパを気にする必要はありません。

ただし、ダイレクトドライブのタイプの方が一般的に静かです。MAGNUS/HAMMERで言えば、HAMMERの方が負荷の範囲が大きく20%の勾配を再現できます。(MAGNUSは15%ですが、でも15%って結構すごい坂ですよ。)パワーの計測も、タイヤを通じて計測するのと、ギヤから直接計測するのでは、精度が異なるようで、HAMMERの方が誤差±2%でパワー計測できます。(MAGNUSは±5%)

自転車がスルーアクスルタイプの場合、アダプターが別売りで出ていますが、エンド幅が142mm,148mmとなっていますので、スルーアクスルタイプの自転車でMAGNUSを購入検討されている場合は、要確認ですね。



【余談】
MAGNUSのテスト車は、フライトデッキとGARMIN705が付いています。
フライトデッキは、走行中のギヤ位置を表示し、タイヤの回転数から速度を、登録したギヤとタイヤの回転数からケイデンスを割り出して表示します。ところが、このセンサーはディスプレー部分から50cm以内にしか設置できないことが判明。つまり、前輪でしか回転数を受信できないのです。
察するに、複数台あっても、混線しないように、近いものしかペアリングしないのでしょう。

ということで、フライトデッキは、ギヤの位置把握のみ。
GARMIN705では、速度、ケイデンス、パワー(MAGNUSと接続)、心拍数(GARMINハートレートモニターと接続)が表示されてます。


【余談の余談】
GARMIN705は、サイコン(サイクルコンピューター)というより、ナビゲーションなんですが、大型のモニターで、いろんな情報を表示するサイコンとして使用するのが私の使い方です。

0 件のコメント:

コメントを投稿