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2019/02/07

振れ取り台の調整

当店のブログ。同業者も見ている方もいるようですので、工具の調整をアップしてみます。

当店の振れ取り台パークツールのTS-2.2です。

振れ取り台とは、スポークテンションを調整して、ホイールの歪みを調整する道具です。
長く立っている2本の柱に、ホイールを掛けて、手前のアームで振れ幅を見ながら調整するのです。
最新のタイプは、TS-4と進化していて、スルーアクスルのホイールや、ファットバイクなども対応しています。(TS-2.2にもアダプターが別売されて、スルーアクスル等も使うことができます。)

今回、この振れ取り台の調整をおこないました。
使うのは、センタリングゲージ。及び、プラスチックハンマー、レンチ。

センタリングゲージとは↓これです。


こんなもんでも結構値段します。(たしか1万円ぐらいはしたような気がします。)
器用な人であれば作ることもできそうですが、ばっちし調整されているホイールでも代用できると思います。


センタリングゲージはこんな風にして使います。

調整は、2ステップ。
まず、センタリングゲージが乗っているホイール固定用のアームの左右を調整します。

アームの根元にあるシャフトを押さえている2つのスペーサのようなもののボルトを緩めます。


このボルトを緩めて、アームを軽くたたくとアームが傾きます。


センタリングゲージとアームが固定されている台の距離を左右が同じようになるように調整します。

なお、アームを叩くとセンタリングゲージが微妙にズレますので、都度押さえ直しながら、隙間が左右が同じになるように調整します。調整出来たら、先ほど緩めたボルトを締めて、ホイール固定用のアームのセンタリングは終了です。

次に、手前の振れ取りを見るアームを左右を調整します。

センタリングゲージを手前に引いて、手前のアーム中央に持ってきます。
センタリングゲージは、動かすとすぐズレますので、常に確認しながらおこなってください。

実は、このセンタリングゲージには「ROTATE SLOWLY」と書いてあります。
つまりそういうことのようです。


アームの根元のシャフトの両端がナットで止まっています。この二つのナットを調整することで、アームを左右に動かすことができます。

アームを左側にずらしたければ、右側を緩めて、左側を締めます。
緩めた分を締めて、この分がズレるということなので、
必ず「緩めてから締める。左右のナットの回す量は同じ。」ということがポイントです。

この調整をきっちり調整しておけば、ホイールの振れを調整していくと、ホイールのセンターもほぼ問題ないぐらいに調整ができるようになります。



2019/01/22

ブレーキ交換

今回は、新型ULTEGRAへのブレーキ交換。
交換後取り外したブレーキです。

どちらが、フロント用でリア用かわかりますか?

横にするとわかります。
取付用のボルトの長い方がフロント用、短い方がリア用です。

ブレーキシューがカートリッジ式なので、ブレーキシューのネジの位置でも予想できます。(ということで、前の写真では、上がフロント、下がリアということを予想することができます。)

ブレーキを固定するネジを袋ナットと言いますが、ブレーキを購入するといくつかの長さの袋ナットが付属してきます。


今回は、ブレーキの交換なので、元々付いていた袋ナットを参考にすればいいのですが、
(自転車屋あるあるですが、必ずしも交換前が正解ではないということです。)
フロントフォークの厚みによって、適正な長さの袋ナットを選択する必要があります。
長すぎたり短すぎるとブレーキがうまく固定できないので明らかにわかりますが、少しだけネジ山に引っかかるような状態にならないようにする必要があります。

簡単な確認方法がありますので、ブレーキ交換を自分で行う方はぜひやってみてください。(もっといい方法があったら、教えてください!)

ついていた袋ナットや、フォークの厚さなどから、それっぽい長さを選んで、ブレーキを固定します。

袋ナットが少しネジ山にはまった状態で、締め付けている工具ごとブレーキの裏から袋ナットを押すと、ブレーキが前に飛び出ますよね。

「この隙間+少しはめたネジ山」がだいたい最終的に噛み合うネジ山となります。
六角形の一般的なナットの厚みは、このぐらいの軸なら5~8㎜程度ですよね。そのぐらいあればまあ十分ということです。
噛み合う部分が長い方が安心ですが、あまり長いと袋ナットなので、最後まで締め付けできなくなる場合もありますので、ほどほどにしておくのがいいのです。

今回、ブレーキ交換でしたが、ワイヤー止めの部分の長さの違いによって、ワイヤーも交換が必要となる場合もよくあります。

今回も、リアブレーキのワイヤーが届かない状態となり、インナーワイヤーは余裕があったのですが、アウターを交換ということになりました。

今回フロントのワイヤーは、少し余裕があったので、そのままで問題ありませんでしたが、場合によっては、バーテープも外してワイヤーを交換することにもなります。

2019/01/21

7分組み、その前に。。。

7分組みってご存知でしょうか?
自転車はメーカー側で一部組立てが未完成の状態で販売店に搬送され、残りを販売店が組み立てるというわけなんです。

多分、全部組み立てちゃうと、搬送コストが上がっちゃうからということが理由だと思うのですが。。。

ざっくり言うと、前輪、ハンドル、サドル、前ブレーキが外されていて、これをお店で組み立てると言う訳ですが、当店で組み立てる前にやっているいくつかのことをご紹介します。

まず、自転車を仕入れると、
お店には、こんな感じの段ボール箱に入った自転車が届きます。


開けると梱包材に挟まれた自転車が。。。
 

そのままそーっと取り出して、メンテナンススタンドに取り付けます。

後輪と駆動系は取り付けてありますが、前輪、ハンドルが外れて、フレームに固定されています。

ここから前輪を外し、そのまま振れ取り台に乗せて前輪の振れやセンターのズレを確認します。

ホイールが振れていたり、センターがズレていたりすることがあるのですが、気付かずにブレーキの調整などを行ってたりして、結局やり直しになったりするのです。

とりあえずハンドルを固定して、養生を外していき、フレームに傷などが無いか確認します。

組立てが進んでから傷を発見すると、何処で傷が付いたのか判断が難しくなってきますので、すごく大事。。。

一通りフレームに問題が無さそうであれば、今度は後輪を外して、まずスプロケットが固定されているか確認します。

これ、結構いい加減に固定されていることが多くて、変速調整段階でなんかおかしかったり、しばらくたってから問題になることがあるので、必須チェック項目です。

そして、後輪も振れ取り台へ。。。


ついでに、ディレーラハンガーの固定ネジが締まっているか確認します。

↑意外とネジが緩んでいる場合多くて、ここも要注意ポイントです。

後輪を戻して、7分組みの開始です。

2019/01/08

BB交換

べダルがガタつくとのことで、持ち込まれたGIOSのクロスバイク。
クランクを外してみると、BBが破損。
(BBとは、ボトムブラケットの略で、フロントギアの回転を支える場所です。)


外している間イヤな感じがずーっとしてましたが。。。
はずれたBBが壊れているのはまだいいですが、ネジ山がつぶれています。
BBは、ある程度は手でもするする入っていて、最後を硬く締め付ける感じなので、完全にはずれる時まで固くて、ずっと工具で回す必要があったので、イヤな予感がしていたのですが。。。。

幸い、フレーム側のネジ山は無事のようで、ほっと安心。

こちらのBB、BB-UN100というシマノ製のBBですが、
潰れたネジ山の部分が実は左右ともに樹脂製です。
上位のモデルでは、BB-UN56、BB-UN55というのがありまして、UN56は、左側のが樹脂。UN55は、左右が金属(アルミ)です。

片側だけ樹脂ってのも、よろしくないので、左右金属のBB-UN55に交換です。

スクエア軸は、軸長がいくつか用意されていていますので同じ軸長のBBを使用します。

よく見ると取り外したBBに軸長が122.5mmと記載されていましたが、念のため計ってみると122.9mmでした。分からないBBもここを計れば軸長がわかりますね。


ネジタイプのBBは、3種類ありまして、軸長が7種類。つまり21通りあるって訳です。
当店なような店では、なかなか全種類用意しとくのは難しい~。

下がUN55です。金属製なので右側の縁が、薄くなっているので長さが違うようにも見えます。

装着時には固着防止のため、ネジ山部分にグリスを塗布します。(尚、樹脂のネジ山にはグリスを塗布しません。)

クランクを取り付けたら、無事復活です。(写真を撮り忘れましたー)



 

2019/01/05

自転車のお守り

お正月、初詣に高尾山へ行ってきました。(自転車ではなく。。。)

高尾山にはケーブルカーなどもありますが、徒歩で登りました。
(たるんだ体には、いい刺激でした。。。)
元日、2日を避けて3日に行ったので、やや混みという感じでしょうか。

商売繁盛のお札に加えて、自転車用のお守りを買ってきました。

フレームやシートポストなど太さに合わせて適度に丸みを広げて両面テープで止めます。
ちなみに金と銀の2種類あって、各1,000円でした。

なんと、取り寄せもできるらしいです。。。(汗)
https://www.takaosan.or.jp/jyuyo/omamori.html

2019/01/02

新年明けましておめでとうございます。

新年明けましておめでとうございます。

新年一発目は、クローム。
Google Chromeではなく、バックパックです。

クロームはカメラ用バッグなどもあるみたいですが、自転車用のバッグおもにメッセンジャーバッグのブランドとして有名です。
↑このロゴがカッコイイ!

昨年末にROSTOVというバッグを使い出しました。これはメッセンジャーバッグというよりもリュックです。
クロームの綴りはグーグルのクローム全く同じChrome。なので、バッグ、シューズなどを付けないとグーグルで検索しても探すことはとても難しいです。(笑)


カギを入れる所や財布を入れる所など、カバンを変えてからすこし混乱していたのですが、1か月ほど経って、このところやっと落ち着いてきた感じです。

前のリュックに付いていた(蓋というか)フラップみたいなものが無くて、直接ジッパーをがばっと開けるタイプで、とても使いやすいです。(ジッパーは防水ジッパーで中に雨水が入るのを防いでくれます。)
以前使っていたリュックは16Lで、23Lに容量アップしたのですが、大きくなったのにポケットが減って混乱したため、バッグインバッグを新調しました。
以前使っていたバッグインバッグを縦型のタイプにして、減ったポケットの違和感を修正しています。(適当にぽちったので、バッグインバッグの中にもPCが入れらるポケットがあって、ちょっとこのクッションポケットは余計だな~と思いつつ使っています。(汗))


私はPCを結構持ち歩くタイプなんですが、背中にフィットする感じで、PC入れた時の”重っ!”という感じがないです。さらに自転車に乗った時にフィット感が高まる感じがさすがと思う感じです。
多分肩の部分の↓この部分がベルトや紐じゃない形状が片全体に重さが分散されているように思います。


さらにフィット感を高めたいときは、胸のベルトを繋ぎます。
金具に引っ掛けるような感じで繋ぐので、少し頑張れば片手でも可能です。


それでは、今年もよろしくお願いします。

2018/12/31

VivoSmart3退院

先日、自転車仲間の忘年会で、当店のブログが更新頻度少ないとお叱りを受けまして、
お店はお休みですが、年末のあいさつも併せて1件アップです。

ブログが少ないのと併せて、ガーミン修理どうなってんの?修理のままだと印象悪いでしょーと苦言をいろいろと。。。

ガーミン修理とは、ガーミンのスマートウォッチVivosmart3のことで、ベルトの付け根に亀裂が入ってしまい修理したとの投稿をあげていました。
実は修理はあっという間に終了して戻ってきておりました。
というのも新品交換ということで、ピカピカのVivosmart3となって戻ってきたのでした。


↑前回は、ベルトの付け根が切れたので、外した時は必ずこの状態で置いておくようにしています。ベルトへの負担を気にし出すと、ずいぶん乱暴に扱っていたように思います。

実は、すでに新型Vivosmart4↓が発売になっており、表示部分が進化しているようです。


私のVivoSmart3はこんな↓感じですので、デザイン的には退化したようにも思うのですが・・・

VivoSmart3は表示部がベルトと一体化してタッチスクリーンですので、ベルトだけ交換ができなかったのでしょうか。これを受けて、ベルトが取り外せるようになったのではと推測しております。
実物が見られるときにそのあたりをじっくり見てみようと思います。

来年からは、更新頻度を上げて(若干内容が薄いようなものもあると思いますが…)行こうと思いますので、よろしくお願いいたします!

新年は、1月4日からの営業となりますので、来年もよろしくお願いいたします。

2018/11/25

GIANT ESCAPE リストア

そういえば最近あまりなかったリストア案件です。
GIANT ESCAPE。コスパに優れたクロスバイクです。


お客様「変速がうまくいかないです。」(え?そもそも走れないのでは???)
私「(やっぱり)ペダルが回りません。ブレーキは何とか引けますが、かなり重いです。」
お客様「少し前までは、走ることはできてましたけど。。。」

とりあえず、チェーンを外してみないと何ともでしたが、チェーン、シフトワイヤ、ブレーキワイヤを交換でいけそうだったら直すことになって、お預かりです。

シフトワイヤはもうメタメタ。
完全に錆びて、ディレーラ(変速機)が動くかどうかも確認できません。

チェーンも固着して、ペダルが回るのか確認もできません。


タイヤは大丈夫そうかな。。。
(このての自転車、タイヤ、サドル、グリップなどもひどくなっているものも多く、いろいろ直すと、じゃあ新しいの買ったら?という値段に近づいていきます。。。)

結果として、シフトワイヤ、ブレーキワイヤ、ブレーキシュー、チェーンを交換することで、自転車としての性能をなんとか回復しました。



チェーンリング(フロントギア)の錆が少し目立ちますが、ハンドル周りはなかなか精悍な顔立ちを取り戻したのではと思います。